K3−VETエンジン牙をむく!

仙台ハイランドにて
一週間以上も雨が降り続き前日まで降りやまなかったのですが
当日はかろうじて雨はあがりました、しかし路面はヌタヌタでドロドロ
前回のミッショントラブルは直してきたので今日こそはまともに?
というか車がどれくらいのポテンシャルをもっているのか?
それを知るためにもミス無くちゃんと走らねば!そんな思いで
大会にいどんではみましたが・・

仙台ハイランドのコース設定は前回の時とまったく同じ。
しかもその後行われた全日本選手権も同じコースだったみたいなので
3戦連続同コースでした。
で、1本目スタート!新品ミッションに気を使ってそーっと発進、小回りして
外周へ、ストレートで3速に”そーっと”そして確実にシフトアップ
そして4速へ、しかしまたもやエンジン不調発覚!どうもシフトアップして
アクセルを踏みなおすと一瞬もたつくらしいのです。
まぁしょうがないと思いながらコーナーに飛び込みましたがこれがまた滑る滑る!
ステアリングにタイヤが無反応なのでさらに切り込む、そして案の定
グリップが戻って来た時には切り過ぎたステアのせいで一気にテールスライド
立ち上がりでたこ踊りをしてしまう!なんとも初心者にありがちなコーナリングを
しながらまたストレート、4速全開から直角コーナーへ、今度は手前からフェイント使って
進入、何とかクリアして内周に向います、雪道感覚で気持ちよくコーナリング、
調子こいてたらイン側の土手にちょい乗り上げ失速、そこも何とかクリアしてゴール。
タイムはトップの発地選手から6秒落ち!5台中2台がリタイヤするという
サバイバルレースになってきて完走すれば3位入賞は確実なんですが
同時に事実上ビリが決定でした。

その場でセッティングは取れなかったのですが、アクセルを戻さないでシフトしてみたら?
とのアドバイスを受け、ちとミッションが心配だったのですがどうせオーバーレブは
しないのだからと思い、次は全開シフトで行くぞ。
と意気込んで2本目スタート!この頃には晴れ間も見えてきて若干ではありますが
土煙も上がるくらいに路面は乾いてきました、1本目とはあきらかに違う路面
ストレートで3速へ全開シフト、予想は見事的中してもたつかずぐいぐい加速していきます
4速全開から緩い右高速コーナーに向いますが、インプレッサの大泉選手が
ここは
ノーブレーキで全開だよ!と言っていたので度胸一発4速全開コーナリング!
と次の瞬間、路面のうねりに乗って
ジャーンプ!かなり横っ飛びしたでしょうか?
かろうじて着地、なんとか態勢を立て直して次のコーナーへ、無難にこなして
またストレート全開、路面も乾いていたのでフルブレーキングから直角コーナーに
進入、いいラインにタイヤを乗せる事が出来たので次のコーナーもうまく
クリアできました。内周は慎重にこなしてミスらしいミスも無くゴール。
タイムは6秒アップ!残るはアルトの発地選手、といえば前回の全日本でも
入賞したことが記憶に新しいところですがやはりさすが東北チャンプ、
きっちりとタイムアップしその差を広げました。
しかしながら2秒差で2位をゲットし満足な結果を残せました。

リザルト S2クラス

順位 ドライバー 車両名 1トライ 2トライ ベスト
1 発地 浩秋 FKジーマアルト 1’35”45 1’34”53 1’34”53
2 紺野 秀一 SマジックSMRミラターボ 1’41”92 1’36”40 1’36”40
3 鶴谷 康浩 FK☆ZIMA☆SPMアルト 1’39”96 1’39”27 1’39”27
4 成田 俊之 超マグナムアルト リタイヤ
5 野口 誠 ボデーショップ中村DL豊川アルト リタイヤ