L710S改造車デビュー!

SSパークにて
ぎりぎり間に合いました、昨日の夜にようやくマフラーやロールバーが
出来上がり試走することも出来ずにトラックに積み込みいきなりシェイクダウン!
しかし、さすがに不安だったので競技が始まってからこっそり会場を抜け出し
試運転してみました。とりあえずストレートでアクセル全開にすると
な、なんとブーストが0.3kしか上がらない、これは激遅!エンジンルームを
開けてはみるものの原因は解明できず。アクチュエータのホースを大気開放に
したら0.5〜0.7kぐらいになったのでこれで走ってみることにしました


1本目、クラッチの感触を探りながらスタート。
が・・・・・・お、遅い!なんじゃこりゃ〜とか思いながら走っていたら
第一コーナー突っ込みすぎて失敗、パイロンをくぐり抜けたこつぼへ・・
車がどんな動きをするのかまったくわからないのでとりあえずグリップで旋回
さすがにワイドトレッドにしただけあって転がる感じはしない!
センタービスカスがノーマルなので以外と小回りは出来ました。
一応アクセルは全開で外周に向います、パイロンをくるっと回った後
内周に向おうとした瞬間いきなり4輪ホイールスピン!タコメーターはレッドに
突入してとっ散らかってしまいました。なんじゃ今のは???
もの凄くエンジンが軽く吹けあがったのです、しかしまた吹けなくなり
最後の島周りもフカフカにつかまってしまってなんとかゴール。
もちろんタイムはボロボロ・・・

走行後、各部点検してみました、水、オイルなどの漏れも無く、異音なども無し!
ステアリングがやけにあそびあるな〜とか
思っていたらなんとコラムシャフトのねじが締まってませんでした
ヤバ、外れなくて良かった。エンジン不調の原因はわからずでしたが
エンジン、シャシーともに壊れる感じはしなかったのでホッとしました。

そんで2本目スタート、レブるまで回してシフトチェンジ、とりあえず車のことは
気にしないように走りに専念することにしました。
各コーナーの進入がどうしてもうまくいきませんでした、なんかスッポ抜ける感じ。
セッティングがまだ全然決まっていないのでしょうがないのですが
フロントのバネが固いのかアライメントが狂っているのかはたまた
ドライビングが悪いのか??まだまだ改善の余地はありそうです。
それでも全体的に卒なくまとめてゴール、タイムは4秒アップ。
上位には食い込めませんでしたが、初走りは見事に完走できたので
良しとしましょう!
それにしても時おり牙をむくあのエンジンのふけ上がりといい
かなりのポテンシャルを持ち合わせていることは間違いなく
今後のセッティング次第ではかなりのところまでいけるのでは?
と感じさせられる1戦でした。

リザルト・SC2クラス

順位 ドライバー 車名 1ヒート 2ヒート ベスト
1 野口 誠 ボデーショップ中村DL豊川アルト 1’30”289 1’26”333 1’26”333
2 發地 浩秋 スピードマスターZIMAアルト 1’26”775 1’28”805 1’26”775
3 佐々木 孝浩 スピードマスターZIMAアルト 1’31”491 1’31”212 1’31”212
4 紺野 秀一 Sマジックミラターボ 1’37”540 1’33”636 1’33”636
5 山口 勇一 マンディーズミラ 1’42”895 1’37’166 1’37”166

今年から車両規定も変わりしかも初戦、台数もギリギリの成立でした。

昨年のアルトからストーリアに
スイッチした佐藤選手のマシン
今年からオクヤマ入りを果たし
全日本を転戦する予定。
今日はオクヤマランサーの
宝田選手と共にテストを兼ねて
デモ走行で参加
往年のA1チャンプ中山選手が
駆っていたミラL210S
すっかり変わり果てて改造車に
なり本日は山口選手がドライブ
このマシンには負けれない〜!