SC2クラス、ラストラン!
JAFカップダートラ・丸和オートランド那須にて

いよいよSC2クラスも今季で撤廃、最後の最後、JAFカップでクラス成立いたしました。
ミラアヴィの福田選手始め中部の方々には感謝です。
車のほうは6月の門前で転倒してようやく復旧、第2のシェイクダウンといったところ、
なので前日の公開練習から参加、本番では是が非とも良い成績を残したいところです。

11/2 公開練習
1本目はエンジンその他、様子を伺いながら走行しました、
高回転域は元気いいのですがいまいちコースとギア比が合ってないのか
中速トルクが細いのか、ぎくしゃくした走りです、それを踏まえて
2本目はコーナー手前で早めにシフトダウン、一段低いギアで立ち上がり、まぁ良い感じ。

しかしここで事件が発生!
ゴール後バッテリーのチェックランプ点灯が発覚、
パワステも効いてない・・
もしやファンベルト切れたか??
すぐさまパドックに戻って点検、悪い予感は大当たり、ベルトぶち切れてました(汗
しかもベルトは特注品、方々手を尽くしましたが合う長さのやつは見つかりません、
ヤバイ、本番リタイヤか?(汗
某ブーボーのI氏が2種類のベルトを貸してくれた、1本はKJ用、もう1本は不明の短い奴、
どちらもまったく合わないと私はすぐに直感しましたが・・・
しかしメカニックで来ていた某Sマジック代表が「なんとかする!」と言った。
そこから須田さんのマジックが始まったのである・・・
結果、パワステを殺してなんとかベルトを張ることに成功!!
奇跡的に本番を走れるようになりました。
その際にオイルコントロールバルブの配線抜けも判明、
可変バルタイも動いてなかったようで、どうりで低中速でトルクが無かったわけだ・・・

11/3 本番
1本目走行前、筋力トレーニング開始!(笑
パワステ無いのですさまじく重いハンドルを回すためスエキリやったり腕立てしたりと・・・
で、スタート!
可変バルタイも復活したのでエンジンは下からビンビン吹け上がってくれます、
そしてコーナーに進入、派手に流していくとステア操作が間に合わなくなる(重ステなので)と思い、
慎重にコーナリング、なるべくステアをきらないようなドライビングを心がけます。
ザクザクにはまってとっちらからないようにオンラインを狙って走行、
しかし最終セクションにはS字島スラロームが待ち構えてました。
ここはどうしてもハンドル回さないとクリアできない(汗
めちゃ重いステアリングを強引にこじって駆け抜けゴール。
なんと、トップの村瀬選手から0.4秒遅れの2番手!
おお〜!日本一まであと0.4秒か?

しかしその夢はすぐに打ち砕かれることになる・・・

2本目。
元々痛かった右肩の関節がすでに悲鳴を上げていた(泣
筋力トレーニングは中止、体力温存で臨みます。
皆から無理しないで一本目みたいに慎重に立ち上がり重視で走るようにと忠告されましたが
二本目は全般に2〜3秒タイムアップしてる状態、
最後なので全開アタックすることを決行!
で、スタート!
コーナーで横っ跳びするも全開、四輪が同時に流れる場合はニュートラルでいける、
ドリフトコントロールはさすがに厳しいのでテールスライドだけは避けたいところです。
ゾウの鼻を立ち上がりストレート3速全開、そしてシケインに向かってフルブレーキング、
「ヤバイ、突っ込みすぎた!」オーバースピードでザクザクの餌食に・・・
グリップ回復するまで我慢して終盤セクションに向かいます。
そして鬼門のスラローム、車内では「グオ〜」とか叫びながら
関節痛と闘い重ステと闘いなんとかゴール。
タイムは1秒アップしましたが5台中5位で最下位。
まぁ、結果は残せませんでしたが自分が今できるベストは尽くせたと思います。

リザルト SC2クラス(1600cc以下の4輪駆動の改造車)

順位 ドライバー 車両名 地域 1ヒート 2ヒート ベスト
1 西尾 賢治 DLエムツーBRIGストーリア 中部 1’45”598 1’29”740 1’29”740
2 福田 貴一 SPヤマダKYBアドバンミラ 中部 1’35”291 1’32”302 1’32”302
3 村瀬 秋男 DLワコーズアオイオートアルト 中部 1’34”813 1’33”162 1’33”162
4 堀内 隆 SPヤマダKYBアドバンミラ 中部 1’40”258 1’33”668 1’33”668
5 紺野 秀一 GマウントDLミラX4 東北 1’35”227 1’33”953 1’33”953

車載動画
車外動画1
車外動画2