
ドボン: 遊び方
「アメリカンページワン」に「ドボン」というあがり方を追加したゲームです。
「ストップ」を宣言してあがる以外に、「ドボン」と宣言してゲームを終了させることができます。
基本ルールはアメリカンページワンと一緒ですので、ここでは「ドボン」というあがり方に関することだけ説明します。
- ドボンというあがり方
- 自分以外のプレイヤーが出したカードと自分の手札のカードの数字の合計が同じ場合、「ドボン」と宣言してゲームを終了させることができます。この宣言は次の順番のプレイヤーがプレイする前に行わなくてはなりませんので、のんびりするとチャンスを逃してしまうことになります。
なお、A は 1、J は 11、Q は12、K は 13 として計算します。
例
あなたの手札が [ 5, 4 ] だとします。
あるプレイヤーが 9 のカードを場にだしました。あなたの手札の合計は 5 + 4 で 9 ですから、あなたは「ドボン」と宣言してゲームを終了させました。
- ドボン返し
ドボンを宣言しただけでは、まだ勝ちは決まりません。ドボンされたプレイヤー、先の例では 9 のカードを出したプレイヤーには「ドボン返し」をするチャンスがあるからです。
ドボンされたプレイヤーの手札の合計が場のカードと同じとき、ドボンされたプレイヤーは「ドボン返し」をして勝者となることができます。
例のつづき
ドボンされたプレイヤーの手札に残っていたのは [ 3, 6 ] でした。合計は 9 ですから、そのプレイヤーは「ドボン返し」を宣言し勝者になりました。
- ドボンされたプレイヤーが「ドボン返し」できない場合、「ドボン」したプレイヤーが勝者となります。なお、ドボンされるプレイヤーは常に1人だけですが、ドボンするプレイヤーは複数になる場合があります。
- ドボンで終了した場合の得点計算
- 各カードの点数はアメリカンページワンと同じです。
特殊カードは20点、絵札は10点、それ以外は数がそのまま点数。
- 各プレイヤーは自分の手札の合計ポイントを計算します。
- ドボンしたプレイヤーが勝者となった場合
- ドボンして勝者となったプレイヤー
以下のポイントの合計が得点にプラスされます。
1) 自分の手札ポイント × 2
2) ドボン勝者以外のプレイヤーの手札ポイントの合計 × 2 ÷ ドボン勝者の数
- ドボンされて敗者となったプレイヤー
以下のポイントの合計が得点からマイナスされます。
1) 自分の手札ポイント × 2
2) ドボン勝者全員の手札ポイントの合計 × 2
- それ以外の敗者
以下のポイントが得点からマイナスされます。
自分の手札ポイント × 2
- ドボン返ししたプレイヤーが勝者となった場合
- ドボン返しして勝者となったプレイヤー
以下のポイントの合計が得点にプラスされます。
1) 自分の手札ポイント × 4
2) 自分以外のプレイヤーの手札ポイントの合計 × 4
- ドボン返しされて敗者となったプレイヤー
以下のポイントの合計が得点からマイナスされます。
1) 自分の手札ポイント × 4
2) ドボン返し勝者の手札ポイント × 4 ÷ ドボン返し敗者の数
- それ以外の敗者
以下のポイントが得点からマイナスされます。
自分の手札ポイント × 4
- イニシャルドボンの場合
イニシャルドボンとは、ゲーム開始時に山札からめくられて場に出されたカードに対してドボンすることを指します。
- ドボンして勝者となったプレイヤー
以下のポイントの合計が得点にプラスされます。
1) 自分の手札ポイント × 8
2) ドボン勝者以外のプレイヤーの手札ポイントの合計 × 8 ÷ ドボン勝者の数
- それ以外のプレイヤー (敗者)
以下のポイントの合計が得点からマイナスされます。
1) 自分の手札ポイント × 8
2) ドボン勝者全員の手札ポイントの合計 × 8 ÷ 敗者の数
- ちょんぼの場合
ドボンを宣言したプレイヤーの手札の合計が、場に出されたカードと同じでなかった場合を「ちょんぼ」といいます。
- ちょんぼしたプレイヤー
以下のポイントの合計が得点からマイナスされます。
1) 自分の手札ポイント × 3
2) ちょんぼプレイヤー以外の手札ポイントの合計 × 3 ÷ ちょんぼプレイヤーの数
- それ以外のプレイヤー
以下のポイントの合計が得点にプラスされます。
全プレイヤーの手札ポイントの合計 × 3 ÷ ちょんぼプレイヤー以外の人数
- 操作方法
- ドボンの仕方
「Dobon」ボタンが光っている間にすばやくこれをクリックします。
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