唐松岳(2696m)

2002,8/12, 八方尾根から唐松岳へ歩いた。
これまでに、観光で、八方池までは何度も歩いている。何年も前だが、10月に訪れたときの、360の大パノラマが
忘れられない。昨年も7月に歩いたが、この時は、ガスがかかって、展望はなかった。
いつも八方池から向こう側の観光客の少ない静かな尾根道を眺めて、いつか、唐松岳まで歩いてみたいと思って
いた。
今回、北アルプス方面のお天気がいまひとつで、行きは、雨に降られることはなかったが、やはり、ガスがかかって
眺望は悪く、時折ガスの切れ目から白馬岳の雪渓や、遠見尾根方面が見えるくらいだった。
しかし、様々な高山植物が咲き乱れ、心を和ませてくれた。

第一ケルンまでは、黒菱のリフトを乗り継いで上がった。8時半。夏は、7時10分からリフトが動いていたようだ。
そこから、ゆっくりと歩き、4時間ほどかかって唐松山荘に到着。そこから山頂までは、それほど時間がかからないが、
山頂は、ガスの中。登頂は、明日に・・・と決めた。山荘下の斜面を下ったところにテントの設営場所があるが、
そこに、なんと雷鳥が2羽!私は、実物の雷鳥を見るのははじめて。カメラを取り出すまで逃げないで・・・と祈りつつ
そーっと近づく。なんとか、一羽だけ撮れた。でも足音で、すぐに逃げ出してしまった。
お天気が悪かったおかげだろうか・・・雷鳥に会えてよかった・・・。
次の日は、夜中からずっと降り続いている雨が止みそうにない。仕方がないので、早めに出発する事に。
少し、小止みになった5時半頃に雨具を着けて、山荘を出発。山頂は諦めて、前日と同じようにお花畑を堪能
しながら、同じ道を戻る。晴れていれば、五竜へ寄って、遠見尾根を下る事もできたと思うが仕方がない。途中で
雨が強くなってきた。撮影はやめようと思っていたが、しっとりと雨に濡れた花々を見ているうちに、やっぱり・・・と
カメラを取り出す。いつものように撮影モードになってしまった。
この時期の山は、短い夏と秋が混在している。ナナカマドの花がまだ残っているかと思うと、すっかり実になって
いたり、葉が所々赤く色づいていたりする。夏の花と秋の花の競演だ。
早朝の雨に煙る登山道は静かで、我々と同じように、朝、山荘を出発した人、2,3人と出会っただけ。八方池も
昼間とうって変わってひっそりとしている。第3ケルンを過ぎたあたりから、登ってくる人に出会う。まだリフトには
早いから八方池山荘に泊まった人だろう。第三ケルンから第一ケルンまでの観光用の遊歩道は、石が敷き詰め
られていて雨が降ると非常に歩きづらかった。
第一ケルンまで戻るとリフトも動いていて、駐車場まではすぐ。
何はともあれ、早く温泉・・・と、和田野の森で温泉を見つけた。外湯、600円也。早朝なので、貸し切り。

今回、眺望は残念だったが、唐松山荘まで歩くことができて満足。
また、機会があったら、今度は五竜、遠見尾根まで足を延ばして みたいと思った。
八方尾根から遠見尾根方面の眺め
白馬岳方面 
いくつかの大雪渓が見える。
不帰の嶮はこの辺りだろうか・・・ 
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ウサギギク
ミヤマダイモンジソウ
ミヤマアズマギク?
マツムシソウの群生(左)とマツムシソウ(上)
この花は、この時期、シモツケソウと同様、最も多く見られた
チングルマの花(左)と繊毛になったチングルマ(右)
カライトソウ
ミネウスユキソウ
クモマミミナグサ
ミヤマホツツジ
二羽の雷鳥に出会った
何とか一羽だけカメラに収めた
この後、あっと言うまに逃げていった
ハクサンシャジンがたくさん見られた
オヤマソバ
イワショウブ
早朝の八方池
丸山ケルン辺り
ミヤマウツボグサ
エゾシオガマ
シモツケソウ