白馬岳(2932m)
毎年、7月の連休辺りに夫婦で一泊二日の山旅に出かけている。今年は梅雨明けが遅く、7月最後の週末まで待つことになった。上信越は、まだ梅雨明けせず、お天気は下り坂だが、土曜日の予報はまずまず・・・ということで、予定をしていた白馬岳に出かけることにした。

ルートは猿倉〜大雪渓〜白馬岳〜白馬大池〜栂池
朝3時起床 
3:40自宅出発
猿倉の駐車場が満車の場合を考えて、まず栂池ゴンドラ下の駐車場に車をデポすることにした。8時に栂池着。そこからタクシーで猿倉へ。
約30分、料金は\5300
駐車料金、二日分\600
8:40猿倉着
タクシーの運転手さんから大雪渓の落石の話を聞く。毎年犠牲者が出るという。2年前の大崩落のニュースが頭を過ぎる。途中至る所に落石注意の看板が立っている。
猿倉でも保険会社が遭難救助保険の受付をしていた。山岳保険に入っていない私たちは、一応1000円の保険料を支払うことにした。
落石に注意して、出来るだけ早く大雪渓を通り過ぎるようにとのこと。そうは行っても急斜面だし、標高差もかなり・・・落石は、音も無く来るので、よく見て避けてください云々・・・何だか緊張してきた・・・

身支度を整えて白馬尻に向けて出発
比較的平坦な道、ヤマアジサイ、サンカヨウの群生やキヌガサソウ・・・でも、写真を撮っている場合じゃない。これからが本番。なるべく早く山頂へ行きたいので先を急ぐ。所々に落石注意の看板が・・・
9:30 白馬尻着
白馬尻の小屋前にはこれから登る、何組かのパーティーや、下山してきた人々が、休憩している。大雪渓の上では休憩ができないようなので、買ってきたおにぎりを食べてお腹を満たしておく。
山頂方面はガスがかかってほとんど見えない状態
そのうちに、ポツリ、ポツリと雨粒が落ちてきて徐々に激しくなる。
そんな〜もう、雨が降るなんて・・・早過ぎる・・・土曜日はもつと思っていたのに〜
始めからやる気をそがれる。気を取り直して、雨具を着込み、アイゼンを着ける。
昨年の白山の雨中行軍が思い出される
10時近くになって、団体と相前後して出発する。
始めから写真は諦めざるをえない。カメラはザックの中にしまいこむ。
さあ、しっかり歩かなければ・・・
雪渓の中心部に赤いラインが引いてある。その上を一列になって歩く。かなりの急登・・・登るにつれ、雪の上にいくつかの石が転がっている。落石だ。いつ滑り落ちてきてもおかしくない。目が離せない・・・
所々に、監視の方が立って指示をしておられる。それほど落石が多いのだろう。立ち止まるのも恐いくらい・・・
雨も風も激しくなってきて身体が冷えてくる。振り返ると白馬尻が見る見る小さくなっていく。
休憩なしで登るが葱平の辺りだろうか・・・島のように雪のない場所が現れる。そこまで辿り着いて少し休憩する。
見上げると、咲きたてのクルマユリが雨に濡れてしっとりと・・・・・・カメラを出したいけれど、この雨では・・・
お花には慰められるけれど、撮ってあげられないのが悔しい・・・杓子岳方面の崩壊現場も出来る事なら撮っておきたかったけれど、それも出来ず・・・
いったん、アイゼンをとって歩くが、もう一箇所雪渓を横切る場所がある。念のため、もう一度アイゼンを付け直す。
そこを横切ると、もう、アイゼンは不要。そこからがまた一頑張り。最後には息が切れてくるが、お花畑に慰められる。ミヤマキンポウゲ、ミヤマオダマキ、ハクサンイチゲ、ウルップソウ・・・
3時近くになってやっと村営頂上宿舎に到着する。

村営頂上宿舎は定員1000人だが、この日、私たちが泊まった部屋は定員の半分くらいだろうか・・・2段ベッドの上段は全て空いていた。私たちは、2人で一枡使う事が出来た。タクシーの運転手さんが、話していたように、最近では、ハイシーズンでも山小屋がいっぱいになることはないらしい。この日は、お天気が悪かったこともあるのかもしれない。おかげで、3時に到着してから5時の食事時間まで冷え切った身体を温めながら、ゆっくりやすむことができたし、夜は6:30から爆睡、12:00に目覚め、再び眠って3時に起床・・・という自宅にいるよりずっと長い睡眠時間だった(^^;
それでも、食事時間は、6〜7回に分けて交代制でとった。
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猿倉から白馬尻へ・・・白馬尻付近:大雪渓が見えてくる
あちらこちらに落石注意の看板
白馬尻より大雪渓を出発! 赤いラインの上を歩く かなりの勾配がある