白山(御前峰)2702m
市の瀬のバスのりば
7/15,16、初めての白山に出かけた。岐阜県側の大白川から平瀬道を歩くことも考えたが、今回は、初めてという事もあり、石川県から、一般的な砂防新道を歩いた。
当日早朝、名古屋は晴れていたが、天気予報は下り坂。特に北陸方面の予報が悪い。出来れば延期したい気持ちだが、この夏、主人に付き合ってもらえるのはこの日しかなさそうだし、主人の方が行く気満々だ。まあ、ひとまず出かけてみようと名古屋を出発。福井に近づくにつれ暗い雲が・・・市ノ瀬に近づく頃には、ポツリ、ポツリ・・・ついにはしっかりと雨が降ってくる。やめようか・・・と言いながら、市ノ瀬に着くと、駐車場はすでに満車に近い状態。バスには、雨具を着けた登山客が続々と乗り込んでいく。それに触発されて、我々も決行することに・・・
駐車場の一番奥に車を停めて、身支度を整え、バスに乗り込む。
別当出会に着いて軽くストレッチ。吊橋を渡って、砂防新道を行く大勢の登山者の列に続く。雨は止んでいる。なんとかもって欲しい。気持ちのいいブナ林の中を進む。30分ほどで中飯場に着き一息入れる。
ここから見られるはずの不動滝も半分は、ガスの中。雨が降ってくる前に先を急ぐ。
この辺りからは、登山道脇に様々な花が目を楽しませてくれる。オオバミゾホオズキ、サンカヨウの花びらが雨に濡れてガラス細工のようだ。マイヅルソウも初々しい。コケモモ、イワカガミ、ツツジ、まだ初夏の花だ。
花を眺めながら、比較的歩きやすい登山道を登っていく。気持ちのいい道だ。これでお天気さえよければ・・・
お昼に近くなり、甚之助避難小屋の下のベンチでお弁当にする。幸い、まだ雨は落ちてこないが、雨具をつけて歩いていることもあって、びっしょりと汗をかいている。
今年の白山は、積雪が多く、まだこの時期にも、登山道に残雪が多かった。アイゼンを着けるほどではなかったが、一部急斜面の部分では着けている人もあった。

三名山のひとつでもあり、花の山としても有名な白山。この時期の白山は、高山植物が咲き乱れる一番いい季節・・・登るにつれ、亜高山帯の花から高山の花へ・・・足が止まってしまう。
ミヤマキンポウゲ、イワナシ、キバナコマノツメ、ベニバナイチゴ、ミヤマダイモンジソウ、アカモノ、ヨツバシオガマ、クロユリ・・・そして圧巻なのが、キヌガサソウ。最盛期だったようで、登山道のずっと奥まで、大きな花が咲き乱れている。
高度を上げると、ミヤマダイコンソウなどの黄色が目立ってくる。ハクサンチドリも咲いている。観光新道は、この、ハクサンチドリが真っ盛りだったそうだ。
中飯場:後方に見えるはずの不動滝もガスの中
そのうちに、ポツリ、ポツリと雨粒が落ちてきて、さらに強くなり、無理して花の写真を撮っていたからか、カメラの調子が悪くなってしまった。黒ボコ岩を過ぎて、弥陀ヶ原を室堂目指して木道を歩くが、眺望が全くきかない。室堂に近づくにつれ、雨に加えて風も強くなる。室堂山荘に着いても、全容が見えないくらいだった。
山荘は、人で溢れていた。この調子では、御前峰へ行っても何も見えないし、風が強くて大変だろうとおうことで、この日はここまでにする。
山荘の従業員の方に、宿泊の棟に案内してもらって濡れた雨具の片付けにひとしきり時間がかかる。
乾燥室として、一部屋ストーブが炊いてあったが、先着の人の雨具ですでにいっぱい。仕方なく、割り当ての二段ベッドの脇に置く。それでも、一人一区画のベットがあり、隣のベッドが雨でキャンセルだったので、少しはゆったりできた。
標高2320mの黒ボコ岩・・・火山の溶岩だ
ここで、砂防新道と、観光新道が合流する
室堂山荘の入り口・・・何も見えません><
一番多かったのは、ミヤマダイコンソウ
翌日は、前日より雨がひどかった。室堂センターの食堂で朝一番の朝食をとって帰り支度をする。雨が強いがせっかくなので御前峰まで歩くことにする。道の脇には、クロユリがいっぱい咲いている。カメラを出せないのが悔しい。雨の中の登りは苦しいが、なんとか山頂に到着。建て替えられたばかりなのか、真新しい白山神社奥宮が光っている。山頂で記念写真を撮って、早々に下山する。我々の他にも登ってくる人がいる。やはり、同じ気持ちか・・・登頂記念にお守りを買った。これで、三大霊山(富士山、立山、白山)に登頂したことになる。

室堂センターまで戻ると、大雨の為、岐阜県側も、石川県側も通行止めになっているとのこと。市ノ瀬の手前で通行止めになっているという。最悪、市ノ瀬まで歩かなければならないのか・・・
とにかく早く下りなくては・・・
帰路は、観光新道を下ろうと思っていたが、落雷の恐れがあると言うので少しでも安全な砂防新道を再び戻ることにした。
雨の中をひたすら下る。 雨水が滝のようになって至る所から流れ落ちる。下るにつれて登山道にも雨水が流れ込んで、まるで沢の中を歩いているようだ。
白山の花はこちらをご覧下さい
blog気ままに歩いて・・・2
雨の白山へ・・・
別当出合に着くと大勢の人がバスを待っている。通行止めのため外からは入ってこられないため、バスの台数が少なく、待ち時間が一時間以上。それでも、バスが動いていただけラッキーだった。少し早めに着いたバスに乗り込んで市ノ瀬に戻ることができた。
帰りは全身びしょ濡れの冷えた身体を温泉で癒す。市ノ瀬にも白山温泉があるが、もう少し下った白峰に立派な温泉施設があり、そちらに立ち寄った。やはり、温泉が一番。疲れも吹き飛ぶ。お腹も空いていたが、そこには食事の施設がなかったため、勝山市内に出てから昼食をとり、お土産に羽二重餅を買って、帰路についた。
白山は、またぜひ訪れたい。今度は、岐阜県側、大白川から歩いてみたいと思う。
雨の中、まだ登っていく人もいる
雨水が岩の間をいくすじもの流れになって勢いよく落ちる
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上:白山神社奥宮にて
左:御前峰山頂にて