糸瀬山(1867m)
10/16、木曽の糸瀬山に登った。
このところ、週末ごとに雨が降る。この日は未明まで雨が残った。目覚めた時も名古屋はまだ雨が降っていた。この日の糸瀬山は、標高差1000m程。大丈夫かな・・・と思いながら、身支度をする。迎えに来てくれた友人と3人で待ち合わせ場所へ向かう。
中津川ICを降りて国道19号線を塩尻方面へ走る。30分ほど行くと、右手に、大桑道の駅がある。そこがこの日の待ち合わせ場所だ。少し早めに着いたつもりだったが、すでに仲間の3人は到着していた。聞くと関西からの2人は、前夜に出発して来たとの事、さすがに山行に慣れた二人だ。
天気は徐々に回復の予報。雨はすでに止んでいたが、ゆっくり出発することに。
須原から、ショウブ平の登山口まで車で登る。この林道を歩いて登るのは遠慮したい。ショウブ平の登山口のPは、あまり広くなく、すでに数台の車が停まっている。私達は登山口の前に路駐することにした。身支度を整え、軽く準備運動。登山口の階段を登りはじめる。
ショウブ平の登山口
はじめから、けっこう急な登りだ。雨上がりの道は滑りやすい。気をつけながらゆっくり進む。道の脇には、もうすでに時期を過ぎたアキノキリンソウやオヤマボクチ、実をつけたムラサキシキブ。リンドウは、まだ花は閉じているが帰る頃には開いているだろう。そのうちに先頭を行く友人が、アケボノソウを見つけた。ほっそりとして、花はこちらもまだ蕾。
一時間ほどで平坦な尾根に出る。右手に「丸屋の鳥屋」の看板がある。ここから胸突き八丁までは、ミズナラやリョウブの林の中、笹の道を歩く。所々にブナの巨木も見られる。少し勾配が急になってくると胸突き八丁、そして、まむし坂と続く。
丸屋の鳥屋付近
木々の間から見えるのは御嶽だろうか・・・ イチョウ谷を経て、山居の鳥屋。ここからは、伊勢湾台風で倒れたという倒木を乗り越えて行く。しかしそれほど苦にはならない。まだ少し時期が早いようだが、所々木々が色付いていて、美しい。
樹間から見える御嶽
やがて「海抜1800m頂上へ15分」の看板を過ぎると青ナギの大ガレに出る。先行する仲間の歓声が聞こえて来る。このコースで唯一眺望のきく場所だ。天気が回復しているものの、まだ雲が多い。いつ何時ガスに隠れてしまうかわからない状態なので焦った。皆のいる青ナギまで走ると、その名の通り、大きく崩れたガレ場の向こうに中央アルプスの主稜線が姿を現す。
これが見たくて登ったようなもの、ラッキー!
空木岳、南駒ケ岳、しかし、稜線がはっきり見えたのは、この時だけで、帰路には、ガスがかかって見えなくなってしまった。
笹を分けながら、倒木帯を進む
所々、色付く木々・・・紅葉にはまだ、少し早い
青ナギの大ガレ・・・このコースで唯一展望が開ける
中央アルプスの主稜線を望む・・・空木岳、南駒ケ岳、越百山
糸瀬山山頂の二等三角点
青ナギの大ガレで、しばらくの間展望を楽しみ、写真に収める。
そこから山頂までは、時間はかからない。シラビ平という看板がかかっている場所を通って突き当たると、見晴台への道を左に分けて右へ回り込む。山頂は、大きな岩の上に二等三角点が埋め込まれている。この山頂の辺りだけに大きな岩が見られるようだ。とりわけ、のろし岩と名づけられた大きな岩にははしごがかかっているが、何だか不安定な感じがする。ここに登れば、展望が開けるようだが、断念して見晴台の方に向かう。
見晴台の狭い場所からは、樹間に木曽谷が見えている。
山頂ののろし岩には、はしごがかかっているが登るのは断念
見晴台から、木曽谷を見下ろす
帰りは、登ってきた道を下るのみだが、急な下りは、滑ったり、膝に堪えたり・・・
行きに見つけたセンブリの蕾もリンドウも、開いていた。

登山口に戻って、なかなかいい山だったねと皆で話した。ちょっとハードだったが、アルプスの眺望も叶って大満足。
ブナ林もいいし、落ち葉を踏みしめて歩く登山道も、所々急坂があるが、おおむね歩きやすいと思った。
しかし、雨が降ったら、かなり難渋するだろう。

帰路、阿寺温泉、恋路の湯(入湯料¥800)に立ち寄って汗を流した。
山頂は見晴らしもないので、大ガレのところまで戻ってお弁当にする。
その頃には、もう稜線には雲がかかってしまっていた。
ここのセンブリは、花弁が4枚。ほっそりと華奢だ
リンドウのブルーがひときわ美しい
クチベニタケ・・はじめて見ました
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コースタイム

ショウブ平登山口(8:30)-丸屋の鳥屋(9:40)-マムシ坂(10:05)-イチョウ谷(10:15)-
山居の鳥屋(10:35)-1800m地点(11:40)-青ナギの大ガレ(11:50)-山頂(12:10)-
見晴台(12:20)-青ナギの大ガレで昼食-イチョウ谷(14:25)-ショウブ平登山口(15:15) 

ブナ林を下る
マムシがいるの?