能郷白山(1617m)
今年は、入梅とともに雨の無い日が続き、一足飛びに夏が来たようだ。蒸し暑いこの時期でも、週末が晴天予報となると、じっとしているのも辛い。久しぶりに、主人も予定なし。どこへ行こうか・・・と考えて、26日(日)、以前から、登りたいと思っていた、能郷白山に出かけることにした。
春先、鈴鹿の山や、伊吹山からいつも雪を頂いた姿を眺めていた山。遅くまで雪が残っている山だが、花の多い山と聞いていた。コースとしては、能郷谷からのコースと、温見峠からのコースがあるが、初めてでもあるので、時間の短い後者を選ぶ。温見峠は、岐阜県と福井県の県境。かなり時間がかかりそうだ。朝6時半に自宅を出る。岐阜羽島のインターを下りて157号線へ向かう。157号線をひたすら北上。途中、「国道最後のコンビニ」という看板の、ローソンがあり、そこでお弁当を購入。事実、この先には、道の駅「織部の里もとす」があるが、コンビには無い。道の駅は、早朝なので、朝市を開いているだけだった。薄墨桜の根尾村へ入り、能郷を過ぎると、道幅が狭くなる。谷沿いの道で、車のすれ違いには、かなり苦労しそうだ。「転落事故現場」と書かれた看板が、生々しい。
緑の濃くなった深い山の中、青いヤマアジサイや、コアジサイが美しい。白いのは、ヤマボウシ、トリアシショウマだ。自宅を出てから3時間。やっと、温見峠の登山口に到着する。峠は、行き止まりだ。福井県側には、通り抜けは出来ない。すでに、10台くらい駐車してあった。私達の後からは、福井からの家族連れと単独の男性が登って来た。
温見峠の登山口
美しいブナの道を登る
歩き始めるとすぐに急登が続く。
所々に、ロープ、鎖が張ってある。
ぐんぐん、高度を上げて行く。登山道脇には、ニガナをはじめとして、ノウゴウイチゴ、ユキザサ、タニウツギ、ナルコユリ、ナナカマド、マイヅルソウ、アザミ、タニギキョウ、サワフタギなどが出迎えてくれて、心和む。
立ち止まってカメラを向けたいけれど、初めての山。あまり、登りに時間を費やしてもいけないと、撮影は、後回しにする。
はいつくばって登っている目の先に、たくさん花が散っている。あれっと見上げると、サラサドウダンだ。場所によっては、花がずいぶん散っていたが、見頃のものもまだまだたくさんあった。
アザミの道、ユキザサの道が続く。、ナナカマド、タニウツギは、もう終わりに近い。
急登も、一時間ほどで終わり、稜線に出る。目の前に見えるピークは、山頂だろう・・・緩やかな尾根道は気持ちがいい。
残念ながら、雲がかかって、白山などは望めなかった。40分ほどで山頂の標識。三角点がある、山頂は、意外に狭い。能郷谷から来たと言う男性が1人、休憩していた。言葉を交わし、山頂記念写真を頼まれた。
山頂にて
山頂の先に、広々とした斜面が広がる。祠も建っていて、何人かの人がのんびりと、休憩していた。私達もそちらで休憩することにした。
斜面は、一面コバイケイソウのお花畑。ちょうど見頃だ。疲れも吹き飛ぶ。
祠の脇で、お弁当を広げる。冷たいパイナップルが一番おいしい。
そこそこに切り上げて、私は、コバイケイソウの撮影。ニッコウキスゲが少しだが咲き始めていた。
上:斜面一面にコバイケイソウの花が咲く
左:よく見るとこんなに可愛い花が密生している。でも毒草。.
ニッコウキスゲも咲き始めていた
イブキトラノオ
雪の深さを思わせる
サラサドウダンは、あちらこちらに・・・
気持ちのいい尾根道
山頂付近で、コバイケイソウをカメラに収めると、下山にかかった。下りは、撮影モード。しばしば立ち止まる私達を、後から来たグループが追い抜く。主人も呆れ顔で、付き合ってくれる。
相変わらず、白山方面の展望はない。
急な下りは、登りよりも苦労する。注意しながら下りて来たときには、すでに車が半分ほどに減っていた。
ユキザサの道
登山道の花
ユキザサ
マイヅルソウ
サンカヨウは、花が終わって実に
タニギキョウ
アザミは群生していた
カラマツソウ
アマドコロ
コアジサイ
サワフタギ
ヒヨドリソウ
この他にも、タニウツギ、ナナカマド、ニガナ、イチゴが多かったが、もう終わりかけていた。
能郷白山は、うわさどおりの花の山だった。
今度は、秋に来て見たいと思った。ブナや、ナナカマド、サラサドウダンの紅葉は、見事だろう。展望も期待できそうだ。
登山道の展望はいまひとつ・・・白山は見えず
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急登が続く
山頂付近の草原
コースタイム
 
 温見峠登山口(9:40)-尾根道に出る(11:00)-能郷白山山頂(11:40)-休憩
 
 山頂出発(12:45)-撮影モードで下る-温見峠(14:30)
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