横山岳(1132m)
白谷出合の駐車場
5/5、ネットのお友達のC-NAさん、noiさんに誘っていただいて、琵琶湖の北にある横山岳に出かけた。お花好きの彼女たちのお気に入りの山というので、これは、ぜひ行ってみなければ・・・
連休の最終日ということで、道路の渋滞などを考えれば、早朝に出発しなければならない。前日、急遽参加されることになったアーリーバードさんの提案で、5時にピックアップしていただいて、C-NAさんたちより、先に出発することになった。
早朝の名神は、がらがらに空いている。米原辺りで連絡を取ると、C-NAさんたちはこれから出発とのこと。
思ったより早い到着だった。登山口の駐車場にはまだだれもいない。前日の雨で新緑が鮮やかだ。まだ、雲が空を覆っている。山頂方面にはひときわ白く、ガスがかかっている。沢の水量も多少増えているのだろう。水の流れる音が響いている。降ってこなければいいが・・・身支度を整え、登山届に記帳して、さあ出発。撮影モードでゆっくり歩いていけば、山頂付近で会えるのではないか・・・
登りは、白谷のコース。沢に沿って歩く。辺りは、ヤブジラミらしき白い花でいっぱいだ。花を撮っていると、沢の向こう岸に何かの気配。こちらをじっと見ている動物がいる。カモシカだ!急いでレンズを替えるが、ゆっくりとした動作で歩き出す。また、立ち止まってこちらを見ている。あわててシャッターを切る。
植林帯を、苦手な沢の渡渉をしながら進む。
キケマンの群生が見事だ。ムラサキケマン、イチリンソウはもう終わりかけ。進むにつれて、今度はニリンソウ・・・サンリンソウもある。
行く手に滝が見えてくる。経ガ滝だ。さらに、しばらく進むと二股に分かれる。右側に滝が見える。五銚子の滝だ。滝を右に分けて進む。ここからは、勾配が急になる。雨の後で道が緩くなっていて滑りやすい。谷沿いの道、慎重に進む。それでも、お花を見つけるとどうしてもカメラを向けたくなる。そのうちに、先を行く、アーリーバードさんの「あった!」という大きな声。「はーい!」と返事をして急いで登っていくとそこには、大輪のお目当ての花。大感激!一輪だけだったが、けっこう花は開いていて黄色のおしべ、真紅のめしべが鮮やかだ。ファインダーを覗くと、しっとりと濡れた花びらが瑞々しい。
辺り一面、ヤブジラミの白い花で覆われている
キケマンもたくさん咲いている
山頂はガスで煙っている
ホウチャクソウ
今日のお目当ての1輪目が見つかった・・・
しっとり濡れた花びらが美しい
五銚子ノ滝
左:沢沿いのニリンソウ、サンリンソウ
急勾配を登って行くと新緑のブナ林が広がる。振り返ると少し明るくなった空の下に、琵琶湖が見えている。イカリソウ、ヨウラクツツジ、ヒトリシズカ・・・何度もレンズを替えながらシャッターを切る。そんなことをしているうちに、先を行くアーリーバードさんの姿が見えなくなる。どのみち後続隊を待つのだから・・・とのんびり撮影モード。完全に足をひっぱる。そのうちに、再び、「蕾があった!」というアーリーバードさんの声。急いで行って見ると可愛い蕾が見える・・・が、その近くに、この日一番のべっぴんさんが!惚れ惚れするような一輪・・・開きかけたばかりの初々しさだ。またまた撮影にじっくり時間をかける。これは、後続隊に教えてあげたい・・・登山道からは見えないため、アーリーバードさんがメモを書き、必ず、目に入りそうな、木の枝に刺して先を急ぐ。
沢の対岸にカモシカ発見・・・のんびりと草を食べている
山頂までずっと、新緑のブナ林が広がる
振り返ると、空と交わる辺りに琵琶湖が見えている
ヨウラクツツジ
ピンクと白のイカリソウ
二輪目、三輪目も、アーリーバードさんが見つけてくださった
他にも数株
今日一番の美人は・・・?
ヤマシャクを十分に堪能し、山頂に向かう。ブナ林の美しさに見とれ、所々でカメラを向ける。先行のアーリーバードさんの姿が見えなくなるが、道は、はっきりしている。山頂までは急登が続く。所々、フィックスロープが張ってある。それを頼りに喘ぎながら登る。あと300mの標示板。noiさんのページで、ここからが長い・・・とあった。その通り。あと200m、あと100mと親切に標示してある。勾配が緩くなると、山頂だ。山頂は、広場になっている。アーリーバードさんは、すでにお湯を沸かして食事の用意。2,3組の人を見かけたが、C-NAさんたちは、まだのようだ。1時間ほど待つが、12時頃山頂を後にした。
山頂付近は、ガスの中。後で知ったが、東峰方面にはイワナシも咲いているようだ
帰りは、三高尾根を下る。
新緑のブナ林が美しいが、こちらもかなりの急坂だ。ずっとロープが張られている。滑りやすいので、このロープを頼りに下る。それでも、2,3度足を滑らせる。こちらの道は、チゴユリとユキザサが盛りだった。またまた、撮影モードで、寄り道ばかり。アーリーバードさんにカメラの指導をしていただいた。
ユキザサ
チゴユリ
ヒメウツギ
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鳥越峠を左に進み、コエチ谷を下る。やがて林道歩きになる。ここでも、イチリンソウやヒメウツギが清楚な花をつけていて飽きない。山菜取りの人を数人見かける。2時頃に駐車場に戻った。
C-NAさん、noiさんたちはどの辺りだろう・・・と話しながら帰路に着いた。
横山岳は、お二人お薦めの山だけあって、花も豊富な、いい山だった。久しぶりにしっかり歩き、達成感もあり、満足だった。
また、来てみたい山だ。