霊仙山(1084m)
1/18、低徘の関西のメンバーの方たちが、鈴鹿の霊仙山に行くというので、急遽参加を申し込んだ。名古屋で米原行きの電車に乗り換え、待ち合わせの醒ヶ井に向かう。電車の中から伊吹山がくっきりと見えてくる。今日はいい雪山になりそうだ・・・内心わくわく。隣に座った中年のご夫婦に声をかけられた。「山ですか?」そのご主人も山歩きをされているとか・・・醒ヶ井まで山話。持参の文庫本を出す閑がなかった。駅のプラットホームには、雪が積もっている。私が時刻表を見誤ったため、10分ほど待ち合わせ時間を過ぎてしまった。いつもの仲間と、初めてお会いするKさんとその友人のIさん。駅の改札口で今や遅しと待っていてくれた。最初から迷惑をかけてしまった。Mさんの車に乗せてもらって、醒ヶ井養鱒場を過ぎ、榑ヶ畑の廃村の駐車場まで登る。チェーンを装着した車は、ゆっくり慎重に進む。思ったより雪が深い。駐車場には車が2台停まっていた。意外に少ない。身支度を整えて準備運動。9時半、まずは、登山口より汗拭き峠を目指す。沢も雪で埋まっている。唯一の店、カナヤも冬場は閉店している。が、湧き水のところには、いつものように、ジュースや、ビールがちゃんと冷えている。山道は20〜30cmほどの積雪。アイゼンは不要だ。先行者のトレースを辿る。途中、犬を連れた男性に会う。さくらと名づけられた柴犬は人なつこくてかわいい。最近、山で、犬連れの人をよく見かける。徐々に高度を上げると比良の山並が見えてくる。所々、休憩しながら、5合目の見晴らし台に着く。雲海に浮かぶ比良の山々。琵琶湖は雲海に隠れている。
登山道は、思った以上の積雪でした。木々にもこの通り雪が積もっていますが、晴れて暖かい日だったので、溶けて頭の上に落ちてきます。足元の雪と頭の上を気にしながら進みます。見晴台までは、つぼ足で十分でした。ふかふかの新雪にトレースがあったので、ラッセルの必要もありません。
真っ青な空に雪の白さが眩しい
見晴台で一息入れて、再び歩き始める。登山道には先行の人のトレースがついている。それにしたがって歩いていく。標識も雪に埋まっているのか見当たらない。徐々に雪が深くなり、歩きにくくなる。斜面で足場はよくなかったが、スノーシューまたは、ワカンを装着することにする。私は、Iさんにワカンを貸していただくことになっていた。はじめてのワカン体験だ。着け方もわからず、IさんとKさんに着けていただいた。スノーシューよりは、軽い。歩き心地もまずまず。ただ、足を開かないと、自分の足をふんずけてしまいそうだ。狭い斜面の道で、ブッシュが雪の中から出ていたりして、引っかからないように注意しながら歩く。そのうちに、少し道が違っていることに気付く。後でわかったが、正規のルートより南に迂回して歩いていた。雪で正規の登山道が分からず、トレースに惑わされてしまった。その分、タイムロスしてお虎ヶ池の鳥居に到着。そこから山頂へ直登する。真近に見えている山頂までが、長く感じる。呉春さんといっしょに先に行く三人を追って、休み休み登っていく。真昼の太陽を、ちょうど真正面から受け、雪の反射で眩しい。雪がダイヤモンドのようにきらきら輝いている。振り返れば伊吹山。やっと山頂に到着。360度の眺望が素晴らしい。この日はめずらしく無風状態。まずは、お弁当だ。お昼をとうに過ぎているのでお腹もぺこぺこ。
上:お虎ヶ池の鳥居
右:この辺りからは伊吹山が真近に見えてきます
枝に付いた雪が風の強さを思わせます
標高1084mの山頂にて
同行の皆さんです
山頂からの眺望
伊吹山方面
御在所・雨乞・綿向方面
360度の眺望。風を気にすることもなく、めいめいが、雪の中に顔を出した岩に腰を下ろしてお弁当を開く。いつものようにストーブを出して、暖かいラーメンをすすった。至福のひととき。仕上げのコーヒーでランチタイム終了。しばし、景色を楽しんだ後、下山にかかる。
山頂からお虎ヶ池までのなだらかな雪原に、それぞれのスノーシュー、ワカンで、思う存分、新雪に足跡をつける。こんな時は、やはり、スノーシューのほうが快適だ。あっという間に下っていく。
ここからの下山は正規のルートを・・・と考えたが、雪のためルートがはっきりしない。それで、結局、往路を下った。
途中、これから登るグループ一組と、スキーを担いだ人に出会う。
雪原はいいのだが、ワカンで狭い道を下るのは、足さばきに慣れていないためか歩きづらい。途中、枯れ草にひっかっかて、前のめりに倒れる。頭が下になって、起き上がるのに苦労した。帰りは、雑木林の雪もずいぶん溶けて落ちていた。一時間半ほどで、汗拭峠までたどり着く。かなやで、冷えたジュースを飲む。150円は、良心的だと話す。朝は雪の下だった、廃村の沢も顔を出している。雪が少なかったら泥んこになるところだが、この日は最後まで白い雪。おかげで靴底もきれいになった。
Mさんの車で醒ヶ井まで送っていただき、帰阪する4人の仲間とお別れした。
お天気と仲間に恵まれ、大満足の雪山だった。
コースタイム
醒ヶ井廃村駐車場(9:30)−汗ふき峠(10:00)
ー見晴台(10:45)−お虎ヶ池(12:00)−山頂
(12:45)−(13:40)−汗ふき峠(15:10)−
駐車場(15:30)
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