ある一時期、田んぼの中で「わが世の春?」を謳歌する生物たち
2000.6.18
今年の当地区の田植えは6月10日頃より
始まり、6月18日現在おおむね終了しました
そろそろホウネンエビが発生します
例年、カブトエビや、大きめのミジンコ?
も見かけます
ホウネンエビは、数千年は稲作とともに生きてきたものと思います
金魚の水槽に入れると、えさになってすぐにいなくなりました
川とか池ではなく、水田や湿地だけしか住めないようです
農薬に対して強くなったのか、農薬がやさしくなったのか
近年は確実に見かけます
通常、腹を上に向けて、腹に付いている細かい足?を常に動かしています
めだかと間違えそうな目があります
ちょっとすくって来ただけで、このくらいいます
現状では、大きいものが1センチ強です 6.18
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体が半透明なのと、足の動きが非常に早いので、
オートフォーカスがうまく働きません
側面から見るとこんな姿です
2000.6.24
ホウネンエビより大きいカブトエビもそろそろ見つかる時期です
当地区は、全国的にみても田植えの遅い所と思う
この話題は、他の地区では一巡した後かも知れません
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体長はヒゲのような尻尾を入れずにみて、2センチ位です
ホウネンエビより多少動きが速く、田の底の方にいます
泥を巻上げるのでホウネンエビより見つかりにくいです
遠目には、オタマジャクシと見誤ってしまうかもしれません
裏から見るとこうです
ついでに横から見ると
まわりにいる死んだような小豆状の生物は、カイエビです
二枚貝のような殻の中に、ホウネンエビのような体があります
もっとミジンコに近い姿のものを見た記憶があります
かなり動きが速く、なにか条件によっては
死んだふりをして殻にこもるようです
貝に似た体は、流線的で抵抗が少ないのか、
水中をかなり素早く、くるくると動きます