てけてけ日記
高校入学
入学初日に
バンド結成
 高校は文京区にある某私立高校(黒沢 明監督の母校でもあります。)に、入学しました。さすがに荒川を渡っただけという地理的なことだけでなく、文化が全然違いました。この雰囲気ならすぐにでもバンドが組めそうな状況で、登校初日より「ワクワク」と浮かれておりました。
 例にもれず、授業初日は担任が自己紹介をした後に、生徒一人一人が自己紹介を行いました。「氏名」「出身地」「趣味」等を発表するわけですが、私と同じようにバンドを組みたい連中がいて、それぞれが「趣味でドラムをやっています。」とか「ベースをやっている。」とか言っていました。

 休み時間にはお互いにあいつはベースを、あいつはギターとか覚えていて、何気なく「君はドラムをやっているの?」などと話しかけて、その日の内にバンドを結成。帰りには一番学校から近いドラムの家で今後のことについて打ち合わせに入りました。
   くにじ高校三年(渋谷エピキュラスにて)      私の場合は、最初からお読みいただいていれば分かると思いますが、ルーツがベンチャーズやグループサウンズ系列から育ってきましたので、こ時もかなりカルチャーショックを受けました。
 ドラムのこの家にはレコードがズラーッと並んでいて、クリーム・ジミヘン・ツェッペリンなどあり、色々と聞かしてくれました。特に「ジミ・ヘンドリックス」の演奏はとても当時の私には理解する次元を超えており、今後の展開に不安を覚えつつもバンドが結成できる喜びに興奮しておりました。
左写真 異色獣(いしょくじゅうと読みます)良く、衣食住と間違われました。決してコミックバンドではありません。
当時のファッションや使っている機材が時代を感じさせます。
使っているギターアンプ(エーストーン)は現ローランド社の前進の会社です。
ちなみに娘にこの写真を見せても、私とは信じられないようです。
右写真 卑弥呼というバンドでです。
当時高校三年生でしたが、ギターに凝っていて、このバンドでは「カルメン・マキ&オズ」のコピーをしていました。このバンドはレコードとライブが全く違うアレンジで、随分、見に行っては隠し録りをして研究しました。(もう時効ですよね。)
同じく卑弥呼のステージ
場所は埼玉会館小ホールです。
下の写真は、蘭丸というバンドで、2枚とも同じステージの写真です。この頃はすでに社会人になっていて、楽器もベースへ転向しています。     
以下 次回に続く