お気に入りのCDのご紹介


1996年6月の一枚

武満 徹混声合唱のための<うた>
関屋 晋 指揮・晋友会合唱団
CDをかけると最初に「さくら」が日本の、日本語の響きを美しく奏でます。
タイトルの「明日ハ晴レカナ、曇リカナ」は武満徹さんの作詞であります。
谷川俊太郎作詞の「死んだ男の残したものは」が70年安保を想い起こしてくれます。 小室等さんがフォークギターで歌うレコードも持っていますが、この曲には「反戦」を 願う気持ちが、人間社会に重く圧し掛かります。

武満徹さんの御冥福をお祈りします。