競輪一発勝負



いわき平記念 後節 特選 11R 2000年12月16日

× 1金古将人 福島 67期逃捲
2山口富生 岐阜 68期差脚
3太田真一 埼玉 75期逃捲
4小橋正義 新潟 59期差脚
  5村上義弘 京都 73期逃捲
 6出口眞浩 神奈川63期差捲
 7伏見俊昭 福島 75期逃脚
  8島野浩司 愛知 62期自在
  9會田正一 千葉 68期差捲

太田真一が打鐘突っ張り先行、伏見がイン強襲。

 周回は、太田−小橋、村上−島野−山口、伏見−金古−會田−出口、となった。 伏見が早くも上昇を初めて赤板を回り、村上ラインを押さえる。伏見と太田で並ぶと、太田も踏み込んで打鐘を聞いた。 太田が突っ張り、伏見と主導権争いの叩き合いかと思われたが、金古が動かずに伏見は、太田−小橋の3番手に位置取った。
 最終HSは、太田−小橋、伏見−金古−會田−出口、村上−島野−山口、の一本棒で通過する。1センターから村上が捲り発進する、伏見は車間を空けている。 小橋が村上を牽制して、内が空いて直線になる。伏見がイン強襲して太田との一騎打ちとなり、写真判定の結果地元の意地で1着となった。
 太田が打鐘突っ張り先行で2着に残り力強い競争を見せてくれた。外を捲り上げた村上が3着、機関車が123独占した。

伏見−太田の車連(7-3)は2,360円、枠連(3-5)は980円で75期の同期車券でした。


伏見と村上を叩ける、太田真一を本命に期待する。

 地元勢は伏見に金古、伏見関東勢は太田と小橋、中部近畿勢は村上を足場に山口と島野で結束しそうだ。 南関勢は會田と出口で足場がなく、別れて地元勢あるいは関東勢に分かれて3番手に入るのだろうか。
 並びは、太田−小橋−會田、伏見−金古−出口、村上−山口−島野、と想定した。 先行は村上、伏見、太田、であるが、地元伏見と村上の潰し合いを考えた、すれば太田の捲り一発で決まりそうだ。 太田はふるさと玉野で捲り二連勝後、準決は友定と潰し合い沈没、負け戦も1着とGPに向けて力を付けひとまわり成長した。 村上、伏見は下降線気味と思われ走りを見てから買いたい。
 狙い目は、太田真一と小橋の折り返し、別線番手の金古、山口の前残りで勝負する。

太田=小橋(3=4)、太田−金古(3-1)、太田−山口(3-2)の4点で勝負する。


岐阜記念 前節 決勝 11R 2000年12月16日

× 1山田裕仁 岐阜 61期自在
  2市田佳寿浩福井 76期逃脚
  3松岡彰洋 三重 69期逃捲
  4紫原政文 福岡 61期自在
5神山雄一郎栃木 61期自在
6加倉正義 福岡 68期差脚
7佐々木龍也神奈川57期差脚
  8戸辺裕将 茨城 72期差脚
  9一丸安貴 愛知 70期逃捲

中部は「ひとつ」で、山田裕二が地元記念4連覇。

 周回は、市田−佐々木、神山−戸辺、一丸−松岡−山田、紫原−加倉、となった。一丸が前で捨て身の先行策が見え見えになった。 赤板から中部ライン捨て駒の一丸が上昇して1角で市田を押さえ、誘導員も無視して先頭に出る。 一丸−松岡−山田と出切って、市田が位置に注文を付け紫原と併走で打鐘を受けた。一丸はフル回転で打鐘を受けた。
 最終HSは、早くも一丸を捨てて松岡−山田−紫原、市田−佐々木、神山−戸辺、−加倉、の順で通過する。2角から市田が捲り発進するが不発。 2センターから松岡を捨てて山田が番手捲りで余裕の地元記念で優勝する。始終山田をマークした紫原が流れ込んだ。 神山は何も抵抗できずに終わった。

山田−紫原の車連(1-4)は2,530円、枠連(1-4)は370円で地元三重連車券でした。


決勝戦は、競輪の横綱は神山から狙いたい。

 地元中部勢は松岡に山田と一丸、東日本勢は神山に佐々木と戸辺、九州勢は市田を馬にして加倉と紫原の結束であろう。  並びは、松岡−山田−一丸、神山−佐々木−戸辺、市田−加倉−紫原、と想定した。
神山が前で受けて、市田が中段、松岡の後攻めからの先行の予想を立てた。神山が最終バック4番手なら佐々木の流れ込み、最終7番手に置かれると 佐々木が追走するが時遅しで、前残り山田か、加倉をヒモに狙いたい。

神山=佐々木(5=7)、神山−山田(5-1)、神山−加倉(5-6)の4点で勝負する。