競輪一発勝負



いわき平記念 前節 決勝 11R 2000年12月04日

1岡部芳幸 福島 66期逃脚
  2澤田義和 兵庫 69期逃捲
  3菊池仁志 愛媛 47期差脚
  4大井啓世 奈良 58期差脚
5鈴木誠 千葉 55期差脚
 6稲積秀樹 富山 55期差脚
 7新藤敦 神奈川62期差脚
× 8齋藤登志信山形 80期逃捲
9渡会宏和 愛知 65期自在

齋藤登志信の先行、番手捲りで岡部が地元記念優勝。

 周回は、澤田−大井−稲積−渡会−菊池、齋藤−岡部−新藤−鈴木、で岡部後位は新藤が前で鈴木が後ろになり、赤板を回る。 齋藤が踏み上げて、澤田と並び交わして打鐘を受けた。稲積−菊池が切り替えた。
 最終HSは、齋藤−岡部−新藤−鈴木−稲積−菊池、澤田−大井−渡会、の一列棒状で通過する。 澤田は7番手からの捲り勝負となった。渡会が内を掬って前へ前へと動く、澤田が2角から大井を連れて捲り発進する。 岡部が澤田に併せて番手捲りを打つと、澤田が飛んでしまった。岡部が地元記念優勝で人気に応えた。

岡部−新藤の車連(1-7)は380円、枠連(1-5)は290円で先行番手車券でした。


復調の齋藤を利す、地元ホームバンク岡部に期待したい。

 神山が準決勝で敗れる波乱はあったものの地元岡部が齋藤とともに勝ち上がり展開有利に運びそうだ。 いわき平競輪場は先行有利のバンク模様だ。神山が最終BS7番手から澤田を捲れないようにカントが不足して失速するようだ。 地元北日本勢に南関勢がマークして、近畿中部勢の大きく二分戦の戦いになろう。
 並びは、齋藤−岡部−鈴木−新藤、澤田−大井−稲積、−渡会−菊池、と想定した。 先行は齋藤か澤田である。おそらく齋藤が岡部の餞に先行すると思われるが、澤田は神山を寄せ付けない先行押し切りで気分が上昇している。 澤田が先行しても、最悪7番手から岡部が自力で捲りきるかである。神山が沈没したような結果も考えられる。 ここは岡部に全てを委ねたい。
 狙い目は、岡部から鈴木の折り返し、齋藤の残り、気楽な渡会に注意したい。

岡部=鈴木(1=5)、岡部−齋藤(1-8)、岡部−渡会(1-9)の4点で勝負する。