競輪一発勝負



小倉競輪祭 競輪王 二予 10R 2000年11月24日

1鰐渕正利 愛知 65期差脚
2太田真一 埼玉 75期逃捲
× 3幸田光博 栃木 67期自在
  4海田和裕 三重 65期逃捲
5高橋光宏 群馬 56期差脚
 6松井一良 青森 61期差脚
7香川雄介 香川 76期自在
  8齋藤登志信山形 80期逃捲
  9金田健一郎大阪 60期差脚

太田真一、打鐘先行で押し切るが番手に海田が収まった。

 周回は、齋藤−松井、海田−鰐淵−金田−香川、太田−幸田−高橋、の並びになり太田は後攻めからの主導権取りを伺う展開だ。 太田ラインは赤板手前で上昇を始める、打鐘で主導権を握る。海田が内から追い上げ最終HSで太田の番手に収まった。 競争はそのままで太田の強い逃げ切り、マーク海田が流れ込む。

太田−海田の車連(2-4)は3,880円、枠連(2-4)は760円でスジ違い車券でした。


行け、行け、太田真一の先行力が上位だ。

 北日本勢は齋藤に松井、関東勢は太田に高橋と幸田、中部勢は海田に鰐渕、近畿は金田、四国から香川。動ける選手は太田と海田に齋藤である。 先行力を比べても太田が上位である。太田の番手は高橋なのか幸田なのか、実績と名前で高橋と思われる。 北日本勢は初日積極的な動きを見せた齋藤に松井で並ぶ。中部近畿勢は海田に鰐渕の3番手に金田だろう。位置のない香川は前々で自力含みの戦法に出る。
 並びは、太田−高橋−幸田、齋藤−松井、−香川、海田−鰐渕−金田、と想定してみた。 初日をCSで観戦していたが、スジで先行ラインが有利、捲りが苦しいバンクに思えた。2日目は初日を反省しての競争が見られそうだ。 太田真一が主導権を取れなかった要因は外バンクに不利があったのであろう。高速バンクであり、力が無ければ、外バンクから捲るのは苦しいと思われた。 一気に脚を貯めて勝負を駆ける捲りが高谷と市田に生きた様だ。
 狙い目は、太田真一からラインで高橋と幸田、別線から自力の香川と海田を使う鰐渕へ振り込む。

太田−高橋(2-5)、太田−幸田(2-3)、太田−香川(2-7)、太田−鰐渕(2-1)の4点で勝負する。


小倉競輪祭 競輪王 ダイアモンド 11R 2000年11月24日

1山田裕仁 岐阜 61期自在
× 2内林久徳 滋賀 62期差捲
3吉岡稔真 福岡 65期逃捲
  4松本整 京都 45期差捲
5児玉広志 香川 66期差捲
 6松岡彰洋 三重 69期逃捲
 7伊藤保文 京都 71期自在
  8小倉竜二 徳島 77期自在
  9市田佳寿浩福井 76期逃脚

近況上位、児玉広志が山田マークで連勝を飾る。

 吉岡−小倉が前団。松岡−山田−児玉を牽制して、市田−内林−伊藤−松本が打鐘からスパート。 近畿ペースにみえたが、体勢を立て直した山田が2角から捲くって、追走した児玉がゴール前で追い込む。 (夕刊デイリーより)

児玉−山田の車連(5-1)は1,700円、枠連(1-4)は550円で近況上位車券でした。


実績実力は山田裕二が一番、吉岡頑張れ!

 中部2車、近畿4車、四国2車、九州1車、なんと東日本勢が不在である。 積極的な機動型は松岡、伊藤、市田である。マーク屋は松本と内林の2車で、山田、児玉、吉岡、小倉も自力が出せる。 中部は松岡に山田である。あり勝ち上がりに関係がないので近畿勢は別れよう、京都向日町コンビ伊藤と松本に市田と内林で並びそうだ。 児玉にしろ小倉にしても、吉岡の番手が空いているが座りたくないと思う。地域と考えて並べてみたい。
 並びは、松岡−山田、伊藤−松本、市田−内林、吉岡−児玉−小倉、と想定した。西京勢が結束しないなら、何処でも3番手が空いている。 吉岡にラインが出来れば先行して貰いたい、初日突っ張り先行を見せた神山の姿勢は、ファンに破れ果てたが前向きな感動を与えた。
 松岡、伊藤、市田と誰が先行するか、先行出来るか、先行させて貰えるか、である。先捲では市田と伊藤の出来が良さそうだ。 吉岡の動きは、追走、追走、自分から動かなかったのが不安である。児玉の容赦のない3番手からの捲りも仕上がっていると感じた。 難しい競争であろう。
 狙い目は、松岡を足場に動ける山田が中心になり、児玉の動き、に内林の縦脚がヒモになりそうだ。

山田−児玉(1-5)、山田−内林(1-2)、児玉=内林(5=2)の4点で勝負する。