競輪一発勝負



花月園記念 後節 準決 11R 2000年11月11日

  1海田和裕 三重 65期逃捲
2須田雄一 栃木 56期差脚
  3西尾芳樹 熊本 45期差脚
  4吉永好宏 広島 80期逃捲
× 5松本整 京都 45期差捲
 6宮路智裕 熊本 56期差脚
7太田真一 埼玉 75期逃捲
  8宮倉勇 千葉 58期自在
  9田中弘章 福岡 68期差捲

太田真一、苦しいながらも捲りが決まる。

 周回は、田中、西尾−宮路、太田−須田−宮倉、海田−松本、吉永、と吉永が前受けを嫌った為に西京勢がラインを組めないで居る。 吉永が動いて西尾の前に収まると、田中は車を外に持ち出して獲物狙いで赤板を通過した。 海田−松本が上昇すると、太田も踏み上げる。吉永は海田と太田の動きを警戒しながら発進のタイミングを計っている。 海田と太田が中団併走になり、吉永が踏み込むと打鐘を受けた、海田が下げると、吉永が流すゆとりを見せる。
 インから田中が上昇、松本も動かない海田を捨てて6番車宮路の後ろに入る。 最終HSは、吉永−西尾−宮路−松本、太田−須田、田中、宮倉、海田、となる。 太田は松本と並ぶと、須田が松本マークになる。太田は始終外外を回りながら、2角から捲り発進する。 西尾が太田を牽制する、太田は弾かれるが此処は勝負処であり踏ん張る。宮路が空いた内を攻め込む。 4角で前団を捲りきる、外から松本、須田が流れ込んで特選メンバー3車で決まった。
 なんとかオリジナルユニホームが泣かないで済んだようである、中団に拘ったようだが、余り意識しないで先行で持ち味を出して貰いたい。 初日は先行して4着、いいではないか捲られた訳ではないのであるから、頑張れ太田真一。

太田−松本の車連(7-5)は940円、枠連(4-5)は560円で力勝負車券でした。


行け、死ぬ気で行け、太田真一!

 機動型は関東の太田、中部は海田、中国で吉永の3車となり三分戦模様である。 太田には須田と宮倉で東日本ラインが出来る。中部近畿ラインは海田に好調松本である。西京ラインは吉永に西尾と宮路の熊本であるが、同期で西尾は松本マークになるかも知れぬ。 地域優先でラインができる事を考慮したい。
 並びは、太田−須田−宮倉、海田−松本、吉永−西尾−宮路−田中、と想定した。 太田と同型の海田と吉永で先陣争いがあるのだろうか、ライン的に関東で太田と須田の血が濃いので有利かと考える。 海田もベテランで貫禄ある松本がマークに入れば話も変わる。吉永は捨て身で自己アピールすると話は乱れる。 太田真一がSを取らされるのではないだろうか。吉永が後攻めの周回であろう。勝ち上がりに取りこぼすが目立つようになった太田であるが、初心に返って戦って欲しい。
 狙い目は、太田真一から須田の折り返し、松本の折り返し、特選組を中心にした。

太田=須田(7=2)、太田=松本(7=5)の4点で勝負する。