競輪一発勝負



一宮記念 前節 決勝 11R 2000年11月04日

1馬渕紀明 愛知 68期逃捲
× 2山田裕仁 岐阜 61期自在
3小橋正義 新潟 59期差脚
  4室井健一 徳島 69期差捲
  5森内章之 熊本 64期差脚
 6宮路智裕 熊本 56期差脚
7山口富生 岐阜 68期差脚
8小川将人 愛知 75期逃捲
  9加倉正義 福岡 68期差脚

山田捲り不発、小川の先行を利した馬渕が優勝。

 周回は、山田−山口−小橋−室井、小川−馬渕−加倉−森内−宮路、の中部が別れての二分戦ともなれば馬渕の優勝は確定したようなものだ。 赤板を過ぎて小川が馬渕以下を連れて上昇する、山田を押さえると打鐘を受けた。山田は車を引いて行く、室井が小川ラインに切り替えていった。
 最終HSは、小川−馬渕−加倉−森内−宮路−室井、山田−山口−小橋、の一列棒状で通過する。 山田は2角から捲り上げていくが不発に終わる。馬渕も小川との車間を空けて、山田の仕掛けに警戒していた。 インを宮路が突いて4角を回る、直線で馬渕とマーク加倉が突き抜け本命サイドで収まった。

馬渕−加倉の車連(1-9)は370円、枠連(1-6)は260円で地元突き抜け車券でした。


中部勢と九州勢が揃った、東日本は小橋1車だ。

 中部勢は地元愛知で小川と馬渕の先行2車、岐阜で山田に山口の2車の並びは如何なる物だろうか。 他ラインに機関車が不在なので、すんなり決まるか、大きく壊れるかであろう。地元ホームバンク優先で馬渕前で小川が番手ならば、山田も自力で戦おう。 加倉も好位置からの自力含みで動こう。単騎になる小橋は前受けから中部分断で挑もう。
 並びは、小橋、馬渕−小川、−山田−山口、−加倉−森内−宮路、−室井、と考えたが不明瞭だ。 先行は愛知両車であろう、美味しい中団を巡っての争いになりそうだ。地の利を生かして75期小川のガッツポーズがあるかも知れない。
 狙い目は、愛知両車で馬渕と小川の折り返し、実績で山田から山口、小橋だろう。

馬渕=小川(1=8)、山田−山口(2-7)、山田−小橋(2-3)の4点で勝負する。