競輪一発勝負



熊本記念 後節 特選 11R 2000年10月29日

1會田正一 千葉 68期差捲
2池尻浩一 福岡 63期差捲
  3松岡彰洋 三重 69期逃捲
  4小川巧 岡山 57期差脚
  5伊藤保文 京都 71期自在
 6前田拓也 大阪 71期差脚
7岡部芳幸 福島 66期逃脚
  8濱口高彰 岐阜 59期差脚
9横田努 熊本 69期逃捲

伊藤保文が弾丸捲りで、近畿ワンツーの第4ラインで決まった。

 周回は、伊藤−前田、松岡−濱口−小川、岡部−會田、横田−池尻、で小川が先行する松岡ライン3番手に付けて赤板を通過した。 第1センターから8番手横田−池尻がゆっくりと上昇すると、岡部−會田が続き早くも打鐘を受けた。
 横田−池尻が抜け出すと中団が縺れた、松岡が一気に先行発進して横田と並んで最終HSを回った。 第2センター松岡が主導権を奪いペースが緩んだ時、後方8番手に置かれた伊藤−前田が捲り発進する。 伊藤の掛かりが良く、あれよあれよで一気に全てを飲み込んでしまった。ゴール線で前田がキッチリと差し込んで近畿ワンツーで決まった。 岡部は仕掛けが遅くなり沈没、地元九州勢の横田も力不足の感があった。

前田−伊藤の車連(6-5)は2,600円、枠連(4-5)は850円で近畿捲り車券でした。


地元横田ラインが長くなるが、好調選手が揃い波乱含みだ。

 太田真一が欠場した。先行機関車は松岡、伊藤、岡部、横田、と4車で細切れ模様である。 中部勢は松岡に濱口、近畿勢は伊藤に前田、東日本勢は岡部に會田、地元九州勢は横田に池尻で小川が3番手と思われる。
 並びは、松岡−濱口、伊藤−前田、横田−池尻−小川、岡部−會田、と想定した。 持ち味からして松岡が先行しそうだ、中団がゴチャゴチャになってしまう恐れもある。 500バンクともなれば、脚を貯めて一気に捲り込むチャンスがあり、力の勝負になりそうだ。
 狙い目は、ラインが長い地の利を生かす横田の捲りに期待し、池尻の折り返しを本線にした。 別線で岡部と會田の折り返しを押さえたい。

横田=池尻(9=2)、岡部=會田(7=1)の4点で勝負する。