競輪一発勝負



防府記念 前節 決勝 11R 2000年09月17日

× 1小川圭二 徳島 68期差捲
  2高木隆弘 神奈川64期差捲
  3小橋正義 新潟 59期差脚
  4長谷部純也茨城 57期差脚
  5滝澤正光 千葉 43期自在
6村上清隆 山口 53期差脚
7十文字貴信茨城 75期逃捲
8前反祐一郎広島 81期逃捲
9岡部芳幸 福島 66期逃脚

岡部の先手必勝で、高木に優勝をプレゼント。

 周回は、十文字−長谷部−小橋、岡部−高木−滝澤、前反−村上−小川、の綺麗な三分戦で青板を回る。 早くも2角から前反ラインが車を上げて、十文字ラインを押さえる、外から岡部が此を叩いて主導権を握り赤板を回った。
 岡部−高木−滝澤に小川が切り替え4番手にはいりペースが緩む、中団で十文字と前反が並んで打鐘を受けた。 前反が第2センターから発進すると、地元村上が切れて番手に十文字が収まった。
 最終HSで岡部も先行体勢が整い、前反は2番手高木と並んで失速し沈没した。2角から十文字も仕掛けるが不発に終わる。 岡部の絶妙のタイトルホルダー意地の先行だ、直線は高木と一騎打ちになり、ご馳走様の高木が優勝した。 岡部は2着、滝澤が3着に流れ込んで本線123独占で終わった。
 前反が先行出来ず、残念であった。優勝戦ともなると、簡単には先行させて貰い無いという洗礼を受けた様だ。

高木−岡部の車連(2-9)は620円、枠連(2-6)は290円で本線車券でした。


短走路特有モード、準決で山田と市田が沈没する。

 関東勢は十文字に長谷部の茨城両車に小橋が3番手、北日本南関勢は岡部に高木と滝澤で並び、地元中四国勢は前反に村上と小川で結束する。 十文字は初日特選で先行、岡部は準決で先行、前反がホームバンク村上を連れて先行出来るのだろうか。 市田も山田も仕掛けが遅くなり沈没してしまった様に決勝戦も前にいる事が展開に恵まれるだろう。
 並びは、十文字−長谷部−小橋、岡部−高木−滝澤、前反−村上−小川、と想定した。 先行は前反と考えるのが常道であろう、仕掛けが遅いと十文字や岡部の先行もあるのではないだろうか、 十文字には同県の長谷部がマークするし、小橋が3番手の仕事をキッチリと決める。岡部は準決で先行押し切りで勝利を得た自負があり、仕掛けが無ければ1周先行もありそうだ。 やはり前反の先行であろう、準決での落車など忘れて村上が意地で踏み込んで優勝を頂こう。
 狙い目は、地元ホームバンク村上から前反と小川のスジ車券、別線で動ける岡部と十文字の折り返しが面白そうだ。

村上−前反(6-8)、村上−小川(6-1)、岡部=十文字(9=7)の4点で勝負する。