競輪一発勝負
向日町記念後節、防府記念前節、
向日町記念 後節 決勝 11R 2000年09月15日
◎ | 1 | 村上義弘 | 京都 | 73期 | 逃捲 |
| 2 | 金古将人 | 福島 | 67期 | 逃捲 |
△ | 3 | 鈴木誠 | 千葉 | 55期 | 差脚 |
× | 4 | 横田努 | 熊本 | 69期 | 逃捲 |
○ | 5 | 松本整 | 京都 | 45期 | 差捲 |
| 6 | 小川将人 | 愛知 | 75期 | 逃捲 |
| 7 | 内林久徳 | 滋賀 | 62期 | 差捲 |
▲ | 8 | 佐藤晃三 | 千葉 | 61期 | 差脚 |
| 9 | 濱口高彰 | 岐阜 | 59期 | 差脚 |
村上が中団から捲りで完全優勝、松本とワンツーを決めた。
周回は、金古−鈴木−佐藤、小川−濱口−横田、村上−松本−内林、の並びとなった。
赤板手前で村上ラインが中団まで踏み上げると、2角から小川が重注覚悟で発進して、前団を捕らえると打鐘を受けた。
村上は落ち着いて内を締めて金古ラインを封じ込めて中団を確保する。
最終1角は、小川−濱口−横田、村上−松本−内林、金古−鈴木−佐藤、と並びが整った。第1センターから村上が捲り発進する。
横田も併せるが、村上の勢いには敵わないで沈没。第2センターで小川を捲り切り、直線で近畿ラインが出切って村上が松本を押し切って、地元記念完全優勝を飾った。
金古は後方に置かれ仕掛けられずに終わった。
村上は強い、特選と準決を逃げきりで勝ち上がり、決勝は捲りで決めた。近畿の内林が車間を空けて金古をガードし、京都税を援護した。
村上−松本の車連(1-5)は1,240円、枠連(1-4)は430円で地元ワンツー車券でした。
村上の完全優勝に期待、伏せ兵は横田か。
地元ホームバンクの村上が@@で勝ち上がり、松本も意地を見せて優出で、順当に特選組が勝ち上がった。
近畿ラインは村上に松本と内林で連携だ。濱口は小川という機関車を使い中部で連携する、横田は「ふるさと決勝」同様に気楽な単騎となった。
東日本勢は金古に鈴木と佐藤で並ぶ。
並びは、村上−松本−内林、横田、小川−濱口、金古−鈴木−佐藤、と想定した。
先行は村上であろう、小川も先行したいだろうが、此処は我慢して中部近畿が一丸となって東日本勢を沈めたい。
横田の位置取りである、3,4番手から捲り追い込みでゴール線を突き抜ける事が出来るのだろうか。
東日本勢から狙うならば、金古の早めの仕掛けから鈴木と佐藤の突き抜け車券が妙味だ。
狙い目は、特選を参考にすると村上の先行押し切りから横田となるが、スジから松本との地元ワンツーの折り返しが本線だ。
村上=松本(1=5)、村上−横田(1-4)、鈴木−佐藤(3-8)の4点で勝負する。
防府記念 前節 特選 11R 2000年09月15日
○ | 1 | 高木隆弘 | 神奈川 | 64期 | 差捲 |
| 2 | 小橋正義 | 新潟 | 59期 | 差脚 |
| 3 | 市田佳寿浩 | 福井 | 76期 | 逃脚 |
| 4 | 十文字貴信 | 茨城 | 75期 | 逃捲 |
| 5 | 池尻浩一 | 福岡 | 63期 | 差捲 |
| 6 | 高橋光宏 | 群馬 | 56期 | 差脚 |
△ | 7 | 山田裕仁 | 岐阜 | 61期 | 自在 |
◎ | 8 | 岡部芳幸 | 福島 | 66期 | 逃脚 |
▲ | 9 | 山口幸二 | 岐阜 | 62期 | 差脚 |
機動型有利の33バンクで、市田が後続を千切って1勝。
周回は、山田−山口、十文字−小橋−高橋、市田−池尻、岡部−高木、の細切れで青板を通過する。
2角から市田−池尻−岡部−高木が上昇すると、十文字が此を嫌って併せて踏み込む。
なんと4角で十文字が発進すると、市田も併せられた悔しさから発進、池尻が切れてしまう。
十文字がさらに気を緩めた市田を捕らえて主導権を奪い打鐘を受けた。
最終HSは、十文字−小橋、市田−池尻−高橋、岡部、山田−山口−高木の一列棒状で通過していく。
2角から市田が捲り発進すると池尻は追走出来ず切れてしまった。第2センターで十文字を捲り切り、そのままスピードに乗って後続を千切って1勝した。
2着は市田ライン後ろに拘った岡部が外を伸びて、十文字番手の小橋を交わしてヒモとなった。
十文字が逃げるとは誰も想像しなかった展開ではなかろうか、山田は初日はいつものように後方に置かれて勝負権無しで終わった。
市田−岡部の車連(3-8)は5,360円、枠連(3-6)は1,760円で逃げ抜け車券でした。
十文字の動きで、捲りが有利になりそうだ。
地元中国地区の選手が不在で、岡山から新潟に移籍した小橋の利があるのだろうか。小橋の場合は機関車次第のマーク屋であり、此処は十文字マークなので利は無く、残りの精神面だけだ。
関東勢は十文字に小橋と高橋でラインを組む、高橋も縦の切れ味が戻ってきたようだ。山田と山口で中部ライン、岡部と高木で北日本南関ライン。
すると市田の番手が空いて、池尻が先行番手で最高の指定席に座る。
並びは、市田−池尻、山田−山口、十文字−小橋−高橋、岡部−高木、と想定した。
前で山田が受けて、市田ラインの先行を十文字ラインが沈めて力尽き、脚を貯めていた山田ラインになるのか、岡部ラインになるのか、どちらかの捲りで勝負が決着しそうだ。
狙い目は、岡部と高木、山田と山口の折り返しだ。
岡部=高木(8=1)、山田=山口(7=9)の4点で勝負する。