競輪一発勝負



青森記念 前節 特選 11R 2000年09月09日

1吉岡稔真 福岡 65期逃捲
  2渡邊泰夫 大阪 62期差脚
3小嶋敬二 石川 74期逃捲
  4前田拓也 大阪 71期差脚
  5新田康仁 静岡 74期逃脚
 6加藤忍 秋田 59期差捲
7東出剛 千葉 54期差脚
8小林豊 広島 62期差脚
9佐々木龍也神奈川57期差脚

小嶋の先行を利した渡邊が、東出を振りきる。

 周回は、吉岡−小林−加藤、小嶋−渡邊−前田、新田−東出−佐々木、で赤板を回ると、 新田ラインが上昇を始める、小嶋も併せるように踏み出す、吉岡が腰を上げて踏み込み誘導員を交わすと打鐘を受けた。 新田ラインが吉岡ラインを押さえる、遅れまいと小嶋も発進して最終HSはイン新田−東出−佐々木、アウト小嶋−渡邊−前田、で併走する。 吉岡の捲り頃となり、吉岡は2角から発進する小林も切れ気味に追走するが、主導権を取りきった新田マークの渡邊に牽制されて不発に終わる。 東出は渡邊マークに切り替えて直線を向く、渡邊が東出と佐々木の追撃を振り切って1着、東出と佐々木が及ばずとなった。
 小嶋と新田の主導権争いを吉岡は捲れない。吉岡の姿勢に何故か不安の影が落ちている。 本日の青森競輪は雨の影響もあるのか、荒れに荒れた、スジが崩れる競争ばかりとなった。

渡邊−東出の車連(2-7)は4,280円、枠連(2-5)は2,030円で番手番手車券でした。


新田と小嶋の叩き合いを、吉岡が捲れるのだろうか。

 南関勢は新田に東出と佐々木でラインを作り、地元加藤は4番手ではないだろうか、東出と佐々木の前後は微妙だ。 中部の小嶋に大阪勢ほ渡邊と前田で中部近畿ラインで対戦する。好不調に問題がある吉岡には小林がガードし西京ラインになる。
 並びは、新田−佐々木−東出−加藤、吉岡−小林、小嶋−渡邊−前田、と想定した。 加藤が南関の4番手なら、ラインが長くなり新田も積極的に先行しそうである。小嶋も大阪勢がマークすることによって先行しバックを取りきって押し切りを狙う。 吉岡は前団を見ながらの小さく成らないで大きな競争を見せて貰いたいものである。
 狙い目は、本線は小嶋からの中部近畿勢が人気を集めそうだ。新田の番手が佐々木なのか東出なのかで大きく違ってくる。 分からないので南関は佐々木と東出の折り返し、さらに吉岡から小林との折り返しで狙ってみたい。小嶋からはスジ違いが狙い目と考える。

佐々木=東出(9=7)、吉岡=小林(1=8)の4点で勝負する。