競輪一発勝負



豊橋記念 前節 特選 11R 2000年08月12日

  1一丸安貴 愛知 70期逃捲
2村上義弘 京都 73期逃捲
3児玉広志 香川 66期差捲
× 4島野浩司 愛知 62期逃捲
  5會田正一 千葉 68期差捲
 6戸辺英雄 茨城 51期差脚
7山田裕仁 岐阜 61期自在
  8横田努 熊本 69期逃捲
9金田健一郎大阪 60期差脚

一丸の捨て身の先行を利して、ホームバンクの島野が1着。

 周回は、山田、横田−會田−戸辺、一丸−島野、村上−金田−児玉、で山田が車を下げられない。 赤板を向かえると、村上が上昇、併せて一丸も動いていく。村上−金田−児玉が先頭に出切ると、 一気に一丸−島野が叩いて主導権を奪うと、山田が追いついて3番手に入り地元中部ラインを固め、打鐘を受けた。 横田が内に切り込んで中団を奪い、村上ラインは後方に下がった。
 最終HSは、一丸−島野−山田、横田−會田−戸辺、村上−金田−児玉、の一列棒状になって、一丸が全開で地元島野の風避けになった。 第2センターから村上が捲り込んでいくと、横田が併せる、さらに島野がこれを牽制し、山田が内を守る。 村上は捲りきれずに失速、會田が島野に切り替える。
 ゴール線は、島野が會田の強襲を振り切って1着、2着に會田が入り、夏の青い空のゾロ目になった。
 

島野−會田の車連(4-5)は5,640円、枠連(4-4)は3,170円で青々車券でした。


地元中部勢の結束が固いが、村上の先行必死だ。

 地元中部勢は一丸に前を任せて地元島野と山田で並びそうだ。近畿勢は徹底先行の村上に金田がマークする。 西京勢は横田と児玉で並ぶのか、児玉は山田マークとも考えられ、そのときは横田の番手に東日本勢の會田と戸辺で連携しよう。 児玉が横田より全日本選抜同様に山田マークになるのではないかと考えた。
 並びは、村上−金田、横田−會田−戸辺、一丸−島野−山田−児玉、と想定した。 中部ラインの結束が一番強そうだ。先行は児玉を見方に付けるだろう中部とも考えられるが、村上が主導権を握ろうと戦陣争いが必死だ。
 狙い目は、山田から児玉、島野の中部スジ、村上を使う金田との折り返し。

山田−児玉(7-3)、山田−島野(7-4)、金田=村上(9=2)の4点で勝負する。