競輪一発勝負



松阪記念後節、高松記念前節


松阪記念 後節 特選 11R 2000年07月22日

  1山田裕仁 岐阜 61期自在
2内林久徳 滋賀 62期差捲
3會田正一 千葉 68期差捲
4海田和裕 三重 65期逃捲
× 5横田努 熊本 69期逃捲
 6馬渕紀明 愛知 68期逃捲
 7伊藤保文 京都 71期自在
  8郡山久二 大阪 55期差捲
9金古将人 福島 67期逃捲

中部勢の活気が無く、近畿ラインの突き抜け車券になった。

 周回は、金古−會田−横田、伊藤−内林−郡山、馬渕−海田−山田、で予想通りの並びで赤板を通過した。 馬渕がゆっくりと上昇を初め、先頭の金古と並んで打鐘を受けて、一気に発進する。 後方に置かれた伊藤がダッシュ良く、馬渕ラインを叩いて主導権を奪った。馬渕は元気がないぞ、海田は自力勝負にたった。
 最終BSは、伊藤−内林−郡山、馬渕、海田−山田、金古−會田−横田、で海田は捲れない、伊藤の掛かりが良いのだ。 3角から金古が発進するが、届かない。ゴール線は伊藤の逃げに乗った内林と郡山が突き抜けてワンツーを決めた。 金古がようやく3着に届いた。地元海田はどうしたのか、勝ち上がりに影響無いと言っても、地元ファンに納得行く競争を見せてくれ。

内林−郡山の車連(2-8)は21,760円、枠連(2-6)は940円で近畿突き抜け車券でした。


機動型が多く混戦模様だ、馬渕を利す地元海田に期待した。

 先行車が、馬渕、海田、山田、伊藤、金子、横田、と6車になって混戦模様になった。 地元海田は馬渕のハコで山田が3番手になろう。近畿勢は伊藤に内林と郡山で並び、金古には南関の會田がマークする。横田は単騎となった。
 並びは、馬渕−海田−山田、伊藤−内林−郡山、金古−會田、横田、と想定した。 此処は馬渕が主導権を握り、地元海田に勝利を差し出したい競争だ。伊藤も内林が番手ならば先行して馬渕と叩き合うのだろうか。 金古は中団から捲りたいが、気合いを入れて先行勝負も有り得る。単騎の横田が前々で切り替えて見方に付けるラインが優勢になろう。
 狙い目は、地の利を生かす海田から内林と横田の薄めに絞り、金古と會田の裏表を押さえたい。

海田−内林(4-2)、海田−横田(4-5)、金古=會田(9=3)の4点で勝負する。


高松記念 前節 特選 11R 2000年07月22日

  1鈴木誠 千葉 55期差脚
2岡部芳幸 福島 66期逃脚
  3金山栄治 広島 72期逃脚
  4波潟和男 東京 57期自在
× 5渡邊泰夫 大阪 62期差脚
 6井上薫 大阪 42期差脚
7堤洋 徳島 75期逃脚
  8新藤敦 神奈川62期差脚
  9西郷剛 兵庫 69期逃捲

中団から岡部が鈴木を連れて、捲り快勝。

 周回は、金山−井上、岡部−鈴木、西郷−渡邊、堤−新藤−波潟、と顔見せ通りで並んで赤板を通過した。 堤が腰を上げて踏み出す、金山は素直に先頭を譲ると打鐘が響き渡った。
 堤−新藤−波潟、西郷−渡邊、金山−井上、岡部−鈴木、の並びになった。堤は主導権を奪うとピッチを緩め後方の動きを見ていると、金山が一気に発進した。 堤は先行する戦法ではなかったのか。
 最終HSでは、金山−井上、岡部−鈴木、堤−新藤−波潟、西郷−渡邊、の一列棒状となる、金山の先行力が良く最終BSを通過する。 岡部が頭を意識して遅めに第2センターから、捲り追い込みで直線を向いた。岡部が鈴木を連れて、東日本勢のワンツーを決めた。堤が外を伸びて意地の3着入線で一杯になった。

岡部−鈴木の車連(2-1)は1,220円、枠連(1-2)は520円で東日本捲り車券でした。


地元地区の堤が金山を使い、中団の縺れで展開有利に成りそうだ。

 機動型は、岡部、金山、堤、西郷、である。岡部には南関の鈴木と新藤がマークしそうだ。波潟は岡部の番手競りより、中四国勢の3番手を選択しそうだ。 近畿勢は西郷に渡邊と井上で結束が固そうだ。
 並びは、岡部−鈴木−新藤、西郷−渡邊−井上、金山−堤−波潟、と想定した。 先行はバック回数から金山が有力であろう。岡部は南関勢が付いてくれるだろうが、先行より捲りが持ち味だ。 西郷の先行は流れ次第になりそうだ。  狙い目は、金山の先行を利し四国地区の意地から早めに堤が抜け出すだろう、ヒモは岡部か渡邊であろう。

堤=岡部(7=2)、堤=渡邊(7=5)の4点で勝負する。