競輪一発勝負



寛仁親王稗 前橋 特選 10R 2000年07月06日

1村上義弘 京都 73期逃捲
× 2稲村成浩 群馬 69期自在
  3室井竜二 徳島 65期自在
  4小川巧 岡山 57期差脚
  5岡部芳幸 福島 66期逃脚
 6山田英樹 茨城 67期逃捲
7太田真一 埼玉 75期逃捲
  8尾崎和人 群馬 79期逃捲
9内林久徳 滋賀 62期差捲

太田真一のBS捲りが決まる、小川が直線強襲。

太田−小川の車連(7-4)は7,490円、枠連(4-5)は430円で抜け目車券でした。


関東勢の並びは稲村と太田のオリンピックラインか。

 群馬県から尾崎と稲村で「競輪」に徹するのか、太田と稲村で「KEIRIN」に徹するのか、 恐らく太田と稲村で並ぶと考えている。ならば尾崎は3番手でラインを援護してくれるだろう。 岡部と山田は点になるのか、岡部に中四国勢がマークすることも考えられる。並びは流動的だ。 村上と内林が決まった並びであろう。
 並びは、太田−稲村−尾崎、岡部、山田、村上−内林−室井−小川、と想定した。 先行は太田に期待したい、逃げて自分の力を出して積極的に村上を蹴落としてくれるだろう。 村上が先行一本なら、中四国勢が切り替えてラインが長くなり展開有利になる。ましてハコが内林ならではである。 岡部が点で戦うと、捲り圧勝なんてありかな、タイトル後の近況が悪すぎる。太田が先行なら中四国の切り込みがあり、 稲村も苦しくなりそうだ。
 狙い目は、太田から村上を利す内林の折り返し、マーク稲村、村上の前残り。

太田=内林(7=9)、太田−稲村(7-2)、太田−村上(7-1)の4点で勝負する。


寛仁親王稗 前橋 特選 11R 2000年07月06日

  1伊藤保文 京都 71期自在
2児玉広志 香川 66期差捲
3神山雄一郎栃木 61期自在
  4高谷雅彦 青森 67期逃捲
× 5小橋正義 新潟 59期差脚
 6小林大介 群馬 79期逃捲
 7一丸安貴 愛知 70期逃捲
  8桜井健 徳島 71期逃脚
9東出剛 千葉 54期差脚

小林を利した神山が抜け出す、一丸が2着。

神山−一丸の車連(3-7)は2,260円、枠連(3-5)は1,030円で抜け目車券でした。


新潟移籍の小橋が上越ラインで地元小林を使うのだろうか。

 機動型が揃って並びも難しそうだ。高谷の番手が東出、神山のどちらなのか、近況実績から高谷−神山−東出になるのか。 あるいは新潟に移籍した小橋が神山の番手宣言もあり得る。西日本勢も中部近畿で一丸と伊藤で並ぶのだろうか、児玉は桜井を援護するのだろうか。 とにかく並びを他人が決めるのは大変な作業だ。それが本当の予想の楽しみ方である。
 並びは、高谷−神山−東出、小林−小橋、一丸−伊藤−児玉−桜井、と考えたが大きく異なりそうである。 先行に意地を見せるのは高谷ではないだろうか。捲りの決まる高速33バンクならでは神山、児玉が自力でゴール線での戦いになりそうだ。 そうそうレースが単調に流れるとも思えないので、それが競輪の面白みである。
 狙い目は、神山から児玉の折り返し、小橋と東出のマーク屋に流したい。正直に特別競争ならではスジが消える可能性が大きいと思う。

神山=児玉(3=2)、神山−小橋(3-5)、神山−東出(3-9)の4点で勝負する。


寛仁親王稗 前橋 理事長杯 12R 2000年07月06日

1山田裕仁 岐阜 61期自在
  2金古将人 福島 67期逃捲
3池尻浩一 福岡 63期差捲
  4鈴木誠 千葉 55期差脚
× 5伏見俊昭 福島 75期逃脚
 6金子貴志 愛知 75期逃捲
7會田正一 千葉 68期差捲
  8十文字貴信茨城 75期逃捲
9吉岡稔真 福岡 65期逃捲

伏見の逃げを、ご馳走様と金古が交わす。

 吉岡−池尻−金子−十文字−會田を赤板で伏見−金古−鈴木が押さえて先行。 吉岡は6番手で山田は切り替え8番手。吉岡は仕掛けられず、逃げ込み図る伏見をマークした金古がゴール前で差しきる。(日刊スポーツ)

金古−伏見の車連(2-5)は1,000円、枠連(2-4)は370円で東北スジ車券でした。


太田不在の75期3車、同期対決の主導権は誰に。

 理事長杯に強い神山が特選に落ちて、吉岡の面子に賭けての戦いに期待したいが、近況はマーク池尻、あるいは山田に歩が上がる。 千葉両車は馬が不在で、短走路ならば4番手を嫌うだろう。相変わらず十文字の戦法が鍵を握る事も有り得よう。 北日本の金古と伏見はキッチリと連携して競争をさせて頂けるのであろうか、伏見が前での布陣と思われる。 山田も前を金子に任せるようだと、勝ち上がりに拘る程度の競争になるのではないだろうか。 吉岡の状態がどうなのだろうか、池尻は吉岡を捨てて切り替える事が初日からあるのだろうか。 75期生が伏見、十文字、金子の3車だが、太田が予選周りになったのが残念である。
 並びは、十文字、吉岡−池尻、金子−山田−會田、伏見−金古−鈴木、と想定してみた。 先行は75期の伏見か金子の両車であろう。両ラインの叩き合いになると吉岡の捲り頃になる。 伏見と金古の結団が同県ともあって固そうだ、金子もここは先行で全国区にアピールしたいだろう。 伏見、金子の先行で番手も動けるとなれば十文字が切り込んで行くのでは無かろうか。切り込んで十文字を見せて欲しい。 やはり近況実績上位は山田であろう。金子が先行争いなら無理なマークをしないで、自力捲り勝負に出るだろう。 伏見が先行なら金古では物足りないし、十文字にハコを奪われる事に成りかねない、自力が出せる練習を積んできたかであろう。
 狙い目は、山田から會田、伏見、別線で吉岡から池尻の折り返しに期待したい。

山田−會田(1-7)、山田−伏見(1-5)、吉岡=池尻(9=3)の4点で勝負する。



参考データ

寛仁親王稗 前橋 理事長杯 97年10月25日 本田−神山 (8-9) 17,160

寛仁親王稗 前橋 理事長杯 98年10月24日 神山−十文字(3-4) 3,870

寛仁親王稗 前橋 理事長杯 99年07月03日 神山−東出 (2-9)  340