競輪一発勝負



富山記念 後節 準決 10R 2000年06月25日

1川原義哲 大阪 72期逃捲
  2郡山久二 大阪 55期差捲
3東出剛 千葉 54期差脚
  4朝内正幸 静岡 50期差脚
× 5吉永好宏 広島 80期逃捲
 6宮越大 富山 77期逃捲
7太田真一 埼玉 75期逃捲
  8窓場加乃敏京都 59期差脚
  9石村英之 香川 51期差脚

太田真一、踏むタイミングが判らず沈没。

 周回は、窓場、宮越、朝内、川原−郡山、太田−東出、吉永−石村、で青板を通過した。 8番車窓場、6番車宮越、4番車朝内、が前に出ている。3番手を嫌ったのか、下げられないのか、何か不安定な並びで嫌な予感がする。 4角で川原が動いて前に出ると、太田も、そして吉永も主導権を奪いに踏み出す。 吉永−石村が前に出ると、太田は3番手をキープしてピッチが緩む、宮越が追い上げて郡山マークになり、打鐘を受けた。
 吉永−石村−宮越、太田−東出−朝内−窓場、川原−郡山、となって窓場が内を掬って太田に襲いかかる。 さらに内から川原と郡山が太田を弾いて行く。太田はどうした、此で沈没してしまった。東出は巧みに川原−郡山マークに切り替える。 3角から川原が郡山−東出を連れて捲り発進して、ゴール線は綺麗に3車が出切って123となった。
 太田真一は予想外の展開で、仕掛けるタイミングを失ったようだ、やはり先行で持ち味を出し切る競争に徹して貰いたい。 このメンバーでの競争の敗北を反省して貰いたい。

川原−郡山の車連(1-2)は2,020円、枠連(1-2)は1,060円で別線車券でした。


太田真一が早めの巻き返しで西日本勢を玉砕する。

 オリンピック代表を決めた太田が意欲的に先行勝負で33バンクを征して貰いたい。 太田には相性の良い東出だが、事故点に泣き金縛り状態にならないで援護してくれると思う。 中四国勢は予選で強さを見せた吉永に石村で太田に挑む。近畿勢は大阪の川原と郡山に窓場でラインを固める。 地元の宮越も近畿の後ろから自力で勝ち上がりに賭ける。
 並びは、太田−東出−朝内、吉永−石村、川原−郡山−窓場−宮越、と想定した。 太田の先行はあるのだろうか、勝ち上がりを考えれば先行で勝負するのが鉄則である。 吉村、川原には太田を後ろにして戦わなければ勝ち上がりは難しいだろう。太田が実績、近況とも上位である。
 狙い目は、太田から東出の折り返し、吉永と川原の前残りである。

太田=東出(7=3)、太田−吉永(7-5)、太田−川原(7-1)の4点で勝負する。