競輪一発勝負
函館記念後節、富山記念後節
富山記念 後節 特選 11R 2000年06月24日
× | 1 | 山田裕仁 | 岐阜 | 61期 | 自在 |
○ | 2 | 金子真也 | 群馬 | 69期 | 逃捲 |
| 3 | 山口幸二 | 岐阜 | 62期 | 差脚 |
| 4 | 堤洋 | 徳島 | 75期 | 逃脚 |
| 5 | 東出剛 | 千葉 | 54期 | 差脚 |
| 6 | 松本整 | 京都 | 45期 | 差捲 |
◎ | 7 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
| 8 | 郡山久二 | 大阪 | 55期 | 差捲 |
| 9 | 松岡彰洋 | 三重 | 69期 | 逃捲 |
太田が逃げ切り、松本が強襲しての55揃目になった。
周回は、堤−松本−郡山、松岡−山田−山口、太田−金子−東出、で青板を通過する。
BHから太田が上昇をしていき、発進のタイミングを赤板に合わせた。
太田−金子−東出−堤−松本−郡山を松岡−山田−山口で捲り込んでいくが、先行日本一の太田が松岡を寄せ付けない。
最終BHは、太田−金子−東出−堤−松本−山田−郡山−山口−松岡、の一列になって中部は分断した。
堤が捲り込んでいくが、金子が車間を空けてキッチリとガードして直線に向く。なんとまあ堤の捲りに乗った松本が伸びて、逃げ粘る太田と1着の長い写真判定なった。
結局、差が無く5枠同志で勝利を分け合った。
太田の33先行は見事であったが、マーク金子との相性の悪さは避けられなかった。3番手東出の動き悪さが気になった。
ふるさと男の松本の一発が人生教訓を与えてくれた。
松本−太田の車連(6-7)は5,910円、
太田−松本の車連(7-6)は2,690円、枠連(5-5)は3,830円で1着同着車券でした。
山田が松岡を使うなら、先行太田真一の展開が有利だ。
東日本勢は太田に金子のタイトルホルダーに3番手に東出でラインを固めそうだ。
地元中部勢は松岡を前に出して山田と山口の岐阜コンビで結束する。堤の番手が空いているので近畿両車の松本と郡山がマークしての三分戦模様である。
並びは、太田−金子−東出、堤−松本−郡山、松岡−山田−山口、と想定した。
先行は太田か松岡のどちらかであろう。堤は中団からの捲り狙いと考える。松岡が捨て身の先行をするとハコに山田が収まって二段駆けになると捲りは苦しい。
だが、33バンクで中部分断を狙う輩がいる。
太田が松岡の番手に収まるようだと面白そうだ。松岡が主導権を奪いに行くタイミングで山田が遅れて、前にいる太田が番手にスッポリ収まったりする。
太田と金子の相性は余り良くないと考える。金子も太田を完全にマークしようとは考えない、山田も松岡を完全にマークするとは考えない。
要するに自分で動いた方が結果が出る選手だからである。
狙い目は、太田真一からマーク金子の折り返し、自力で追い込んでくる山田の折り返しだ。注目は堤が太田と山田を食って穴を空ける事だ。
太田=金子(7=2)、太田=山田(7=1)の4点で勝負する。
函館記念 後節 特選 11R 2000年06月24日
◎ | 1 | 小嶋敬二 | 石川 | 74期 | 逃捲 |
| 2 | 稲村成浩 | 群馬 | 69期 | 自在 |
× | 3 | 齋藤登志信 | 山形 | 80期 | 逃捲 |
| 4 | 梶應弘樹 | 愛媛 | 57期 | 差脚 |
| 5 | 十文字貴信 | 茨城 | 75期 | 逃捲 |
| 6 | 井上貴照 | 群馬 | 68期 | 自在 |
○ | 7 | 渡邊泰夫 | 大阪 | 62期 | 差脚 |
| 8 | 松井一良 | 青森 | 61期 | 差脚 |
| 9 | 三宅伸 | 岡山 | 64期 | 自在 |
逃げ馬三宅の番手梶應と、単騎十文字の強襲で44揃目になった。
周回は、三宅−梶應、齋藤−松井、小嶋−渡邊、稲村−井上、十文字、で赤板を通過する。
2角を過ぎて十文字が内を掬って小嶋番手狙いの様な上昇をして車を上げる。
打鐘で小嶋が発進すると、三宅も併せて突っ張り先行を見せる、小嶋は焦って打つ手が無い模様だ。
三宅が小嶋を沈めて主導権を奪う。三宅−梶應の後ろが混戦となる。齋藤は内に包まれて踏み込めない、稲村が外から捲るが不発。
最後方の十文字が3角から捲り発進する、ゴール線は三宅の先行を利した梶應が展開有利に三宅を交わして1着。
なんと要らない十文字が外を伸びて2着に入り2万車券を配給した。
三宅は小嶋と齋藤、稲村を寄せ付けずに逃げた姿に競輪人生を見た。
梶應−十文字の車連(4-5)は25,370円、枠連(4-4)は7,190円でゾロ目車券でした。
前回富山記念優勝で波に乗った小嶋から狙いたい。
北日本勢は齋藤に松井、関東勢は十文字に群馬両車の稲村に井上、中部近畿勢は小嶋に渡邊、中四国勢は三宅に梶應で並びそうだ。
細切れになりそうであるが、先行は小嶋であろう。
並びは、齋藤−松井、小嶋−渡邊、三宅−梶應、十文字−稲村−井上、と想定した。
動ける選手が多いので、小嶋が後続を混戦に持ち込んで戦いたいと願う。十文字に前を任せる稲村には勝機は少なくなる、自分で動く覚悟で競争意識があれば話は別である。
三宅は前団が縺れて短くなった処を、最後にご馳走様と捲る作戦であろう。齋藤は小嶋の先行を射程圏内の位置取りを取りたいところであろう。
狙い目は、好調を維持しているだろう小嶋から渡邊の折り返しを本線にして、地元地区齋藤の捲りの折り返しかな。
小嶋=渡邊(1=7)、小嶋=齋藤(1=3)の4点で勝負する。