競輪一発勝負



別府記念 後節 特選 11R 2000年05月21日

1會田正一 千葉 68期差捲
  2前田拓也 大阪 71期差脚
3吉岡稔真 福岡 65期逃捲
× 4高谷雅彦 青森 67期逃捲
  5西川親幸 熊本 57期差脚
 6小川圭二 徳島 68期差捲
7出口眞浩 神奈川63期差捲
  8桜井健 徳島 71期逃脚
9池尻浩一 福岡 63期差捲

吉岡の7番手からの捲り圧勝、2着は内強襲した會田。

 周回は、吉岡−池尻−西川、桜井−小川−前田、高谷−會田−出口、と綺麗な三分戦の並びとなった。 赤板手前から高谷ラインが上昇をすると、中団桜井ラインも併せて踏み込んでいく、吉岡ラインはじっくりと様子を伺いながら車を引いていく。 桜井ラインが先頭に出るがペースを上げないのを見て、中団から高谷が発進すると打鐘になった。
 高谷−會田−出口−前田、桜井−小川、吉岡−池尻−西川、で前田が前々で高谷ラインに切り替えた。 最終HSから吉岡が捲り発進する、最終BSで高谷ラインを綺麗に飲み込んでしまった。會田が池尻マークにスイッチした。 吉岡−池尻−會田−出口の順で4角を回り、吉岡が後続を寄せ付けずに強い1勝を上げ、内から會田が鋭く伸びて2着。 吉岡マーク池尻は恥入りの3着に泣いた。

吉岡−會田の車連(3-1)は1,700円、枠連(1-3)は990円で紅白車券でした。



吉岡本線だが、先行高谷の番手會田から狙いたい。

 東日本勢3車は高谷に會田と出口の並びだろう。地元九州勢3車は吉岡に池尻と西川で一つになって結束する。 残る3車の四国勢2車は桜井に小川で、近畿の前田が3番手になろう。
 並びは、高谷−會田−出口、桜井−小川−前田、吉岡−池尻−西川、と想定した。 先行は高谷と桜井のどちらかで、吉岡は早めのカマシ先行か捲り勝負に持ち込むだろう。 高谷の先行と読んだ。吉岡が中団に入ると話は変わるが、いつものように7番手からの巻き返し勝負になろう。 吉岡の捲りに併せて桜井が踏み込み、小川が後続を叩く。
 狙い目は、競輪の鉄則から強い先行番手が有利だ。高谷の先行が強ければであるが、會田からマーク出口の流れ込みと高谷の残り目を本線。 押さえはやはり吉岡と池尻の押し返しが保険だろう。

會田−出口(1-7)、會田−高谷(1-4)、吉岡=池尻(3=9)の4点で勝負する。