競輪一発勝負



宇都宮記念後節、別府記念前節


宇都宮記念 前節 特選 11R 2000年05月20日

1東出剛 千葉 54期差脚
  2小橋正義 岡山 59期差脚
3岡部芳幸 福島 66期逃脚
4須田雄一 栃木 56期差脚
  5西郷剛 兵庫 69期逃捲
 6金川光浩 静岡 56期差脚
7山田裕仁 岐阜 61期逃捲
  8海田和裕 三重 65期逃捲
× 9児玉広志 香川 66期差捲

海田を援護しながら、展開有利に山田の番手楽勝。

 周回は、西郷、岡部−須田−東出−金川、海田−山田−小橋−児玉、で雨降る500バンクの赤板を回った。 岡部番手が地元須田と東出のマーク戦になるようだ。西郷がピッチを緩めると、海田がゆっくりと上昇を始めると雨音で鈍い打鐘が響き渡る。 海田が岡部を押さえながら、最終HSから踏み込んで行く。
 海田−山田−小橋−児玉、西郷、岡部−(イン須田、アウト東出)−金川、で最終BSを回り、3角から岡部が捲るが不発。 児玉が外に車を持ち出して最終4角を回った。山田が海田をかばいながら、直線を向いた。ゴール線は山田が海田を交わして余裕の1着。 2着は写真になり、小橋が突き抜けて、海田が3着に残りライン先頭3車で決着した。

山田−小橋の車連(7-2)は440円、枠連(2-5)は310円でスジ車券でした。



中部ラインが本線、東出と児玉の動きに注目。

 岡部の番手は地元須田が譲れない、東出と金川の南関勢が一歩譲るのだろうか。 中部勢は海田に山田で、西郷が自力勝負ならば、ラインは三分戦模様だ。
 並びは、岡部−須田−東出−金川、海田−山田−西郷−小橋−児玉、
     岡部−東出−須田−金川、海田−山田−児玉、西郷−小橋、とコメントを参考にしていただきたい。
先行は海田と思いたい、岡部の番手が地元須田なら力を見るための先行が有りそうだ。
 狙い目は、力の500バンクなので山田から東出の折り返し、児玉の伸びに期待したい。別線で岡部と須田のご祝儀車券に振り込みたい。

山田=東出(7=1)、山田−児玉(7-9)、岡部−須田(3-4)の4点で勝負する。


別府記念 前節 決勝 11R 2000年05月20日

1鈴木誠 千葉 55期差脚
  2山口富生 岐阜 68期差脚
3渡邉隆 大分 67期逃捲
  4島野浩司 愛知 62期逃捲
× 5佐々木龍也神奈川57期差脚
 6森内章之 熊本 64期差脚
 7村上義弘 京都 73期逃捲
8遠澤健二 神奈川57期差脚
9横田努 熊本 69期逃捲

村上の先行を利した佐々木が優勝、地元勢は惨敗。

 周回は、島野−山口、横田−森内、渡邉−鈴木、村上−佐々木−遠澤、の並びになった。 赤板から村上が上昇して前団を押さえて主導権を握る。渡邉が切り代えて4番手が横田との併走となり打鐘を聞いた。 村上が徐々にピッチを上げて行くと、内を掬って島野−山口が4番手を奪った。
 村上−佐々木−遠澤、島野−山口、横田−森内−渡邉−鈴木、の一列棒状で最終HSを通過する。 村上のスピードが乗っている。後方は動けない。最終3角を過ぎて4番手の島野が捲り発進すると遠澤が牽制しながら4角を回った。 村上マークの佐々木が抜け出して優勝、島野の捲りに乗った山口が直線鋭く伸びて2着になった。
 地元九州勢は消極的なレース展開で後方に置かれ沈没となり、さみしい結果で終わった。

佐々木−山口の車連(5-2)は5,150円、枠連(2-4)は1,520円でスジ違い車券でした。



南関勢に機関車が不在で、地元九州勢に勝算あり。

 南関勢は鈴木、佐々木、遠澤、でラインを組むのだろうか。地元九州勢は横田に渡邉と森内の並びと考えるが、前後は微妙だ。 中部近畿勢は村上に山口と島野で結束しよう。
 並びは、鈴木−佐々木−遠澤、横田−渡邉−森内、村上−山口−島野、と想定してみた。 先行は村上ならば、南関3車が切り崩して、地元ラインの捲り頃になる。地元ラインが先行ならば、南関ラインは中団から直線勝負になり、中部近畿ラインを飛ばそう。 九州贔屓の展開だ。渡邉の動きが良い、地元完全優勝を目指すと精神力が「穴」にならなければ良いのだが、競争の結果が楽しみである。
 狙い目は、特選同様に渡邉から横田の折り返しを本線にして、別線スジで佐々木から遠澤と鈴木に流したい。

渡邉=横田(3=9)、佐々木−遠澤(5-8)、佐々木−鈴木(5-1)の4点で勝負する。