競輪一発勝負
弥彦全プロ記念 スーパープロPR賞 10R 2000年05月13日
◎ | 1 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
| 2 | 吉岡稔真 | 福岡 | 65期 | 逃捲 |
| 3 | 小倉竜二 | 徳島 | 77期 | 自在 |
○ | 4 | 會田正一 | 千葉 | 68期 | 差捲 |
× | 5 | 児玉広志 | 香川 | 66期 | 差捲 |
注 | 6 | 三宅伸 | 岡山 | 64期 | 自在 |
| 7 | 金古将人 | 福島 | 67期 | 逃捲 |
| 8 | 一丸安貴 | 愛知 | 70期 | 逃捲 |
| 9 | 東出剛 | 千葉 | 54期 | 差脚 |
太田が後続を寄せ付けない、豪快な先行押し切りで優勝。
周回は、金古−東出、吉岡−児玉、一丸−三宅、太田−會田−小倉、と並んだ。
赤板で、太田ラインが上昇して、前団を押さえ先頭に出る。太田の後位が縺れたまま打鐘になるが、ピッチは上がらない。
太田は後ろの動きを見ながら、踏み込むタイミングを待っている。一丸のカマシダッシュに併せて、太田も先行発進して4角を回った。
最終HSで一丸が太田番手に入ろうとするが、會田が裁いて一丸は消えた。吉岡が動くと、中団の三宅が先捲り発進し、吉岡が続く。
三宅の動きに併せるようにして、3番手の小倉が牽制気味に踏み込んだ。三宅が消えて、吉岡も飛んだ、小倉は不発弾となる。
中を割って東出が伸びてインを掬う、ゴール線は太田が後続を寄せ付けない豪快な先行押し切りで優勝した。
2着に會田が流れ込み、東出が3着までだった。
9Rの神山、10Rの太田とナショナルチームの顔色が好調だ。
太田−會田の車連(1-4)は1,120円、枠連(1-4)は440円でスジ車券でした。
一発勝負、線から点と点の閃きが大切だ。
東出と會田を除いて動けるメンバーが揃った。先行するのは太田、金古、吉岡、一丸あたりである。
東出と會田の千葉勢が連携することも考えられるが、勝ち上がりに関係ない一発勝負ともなれば東出は金古、會田は太田マークになりそうだ。
近況著しい復活を見せている吉岡マークを児玉が選ぶかである。小倉も児玉との連携は意識せずに自在に泳ぎそうだ。
弥彦バンクの特徴としてスジ狙いよりも、当日の風向きで脚を貯めた力のある選手が良いだろう。
並びは、太田−會田、金古−東出、吉岡−児玉−小倉、一丸−三宅、と想定した。
3,4番手に位置して捲る展開が勝利の方程式になるのだろうか。
太田が逃げて會田がマークし、中団が縺れて太田の押し切り優勝、だが伏せ兵はじっと後方で脚を貯める選手の強襲が生まれるだろう。
太田自身も中団を狙う可能性もあるが、キッチリと持ち味の先行勝負で戦ってくれると期待した。
狙い目は、太田からマーク會田との裏表、伏せ兵は三宅と児玉の何れかだろう。
太田=會田(1=4)、太田−児玉(1-5)、太田−三宅(1-6)の4点で勝負する。