競輪一発勝負



平塚記念 前節 決勝 11R 2000年05月04日

  1渡邊泰夫 大阪 62期差脚
  2池尻浩一 福岡 63期差捲
3馬渕紀明 愛知 68期逃捲
  4阿部康雄 新潟 68期差捲
5横田努 熊本 69期逃捲
 6土屋裕二 静岡 81期逃捲
7海田和裕 三重 65期逃捲
8中塚記生 熊本 63期差脚
  9川原義哲 大阪 72期逃捲

2角からの3番手捲りが決まり横田が優勝。

 周回は、馬渕−海田、川原−渡邊、横田−中塚−池尻、土屋−阿部、と予想通りの並びになった。 赤板で、6番車土屋が阿部を連れて上昇をすると、九州勢の横田−中塚−池尻も続いて、なんと近畿勢の川原−渡邊も切り替えた。 馬渕と海田は最悪の8番手になり、平塚バンクでは圏外なり、打鐘を向かえた。
 最終HSは、土屋−阿部、横田−中塚−池尻、川原−渡邊、馬渕−海田、の一列棒状になった通過した。 81期土屋の根性と魂を見たぞ。2角から3番手横田が早くも捲り発進する、3角で土屋を捕らえると、阿部が中塚をブロックする。 渡邊は巧みに空いた内をスルスルと上昇していく。阿部と中塚が叩き合いながら最終4角を回った。  直線で横田が余裕でゴールする、脚を貯めていた池尻が伸びて2着、中を割って3着男の渡邊が強襲した。 阿部と中塚はお疲れさまで共倒れになった。馬渕と海田は先行屋同志で意地があったのか、捲り勝負と決めて正攻法になり、近畿勢に切り替えられたのが敗因だ。

横田−池尻の車連(5-2)は1,730円、枠連(2-4)は850円で九州車券でした。



地元の高木と遠澤に會田が消えて、好調同志の戦いだ。

 地元南関は予選から勝ち上がった81期の土屋、関東から阿部の2車が東日本ラインで並ぶ。 中部勢は馬渕が前で海田が後ろと思われるが如何なる事か、近畿勢は川原に渡邊が中部勢の後ろだ。 九州勢の層が厚くなって、横田に同県の中塚にハコが回って、池尻がラインを固める。
 並びは、馬渕−海田、川原−渡邊、土屋−阿部、横田−中塚−池尻、と想定した。 馬渕と土屋が先行を匂わせている。横田も中塚が番手ならば、捨て身も惜しむまい。 先行は馬渕と考えると海田とのワンツーを決めて貰いたい。ニコニコの競争で、別線は実績的に九州ラインであろう。
 狙い目は、海田と馬渕、横田と中塚、各の折り返しだろう。

海田=馬渕(7=3)、横田=中塚(5=8)の4点で勝負する。