競輪一発勝負



西武園記念 前節 準決 10R 2000年04月22日

  1細川洋 神奈川69期差脚
2太田真一 埼玉 75期逃捲
3香川雄介 香川 76期自在
  4朝内正幸 静岡 50期差脚
  5渡邊泰夫 大阪 62期差脚
 6杉田清典 奈良 71期自在
×7高田誠 福岡 65期自在
  8塩川真一郎広島 74期自在
9長谷部純也茨城 57期差脚

逃げ1車の太田真一が期待に応える、2着激戦となる。

 周回中はなかなかラインが決まらず、青板を回って、高田−太田−長谷部−細川−塩川−香川−杉田−渡邊−朝内、で落ち着く。 赤板で塩川が選手紹介通りに太田の番手長谷部に競り込んで行き、後位は2列縦隊になった。 第1センターから杉田が上昇するが、太田は其れを許さずに踏み込んで打鐘になった。
 太田の番手長谷部と塩川でお互いに潰し有って沈没、杉田に乗って上昇した渡邊がハコを奪った。 さらに朝内が追い上げて渡邊と叩き合う、太田はマイペース先行で最終HSを回った。
 太田−渡邊−香川と出切って、2角で高田と朝内が落車、そのまま展開優位に太田が逃げ切った。 渡邊と香川が流れ込んで、順当に特選組が全て勝ち上がった。

太田−渡邊の車連(2-5)は700円、枠連(2-4)は490円で先行1車車券でした。



先行1車で太田優位、すっきりしない番組だ。

 関東は太田と長谷部に南関の細川と朝内で並びそうだ。 先行1車の番組で、香川と塩川、杉田と渡邊、高田、と太田の後位が縺れるのだろうか。
 並びは、太田−長谷部−細川−朝内、高田、香川−塩川、杉田−渡邊、と考える。高田には中団狙いだろう。 動けるのは香川、高田であり、高田の動きが良さそうだ。マイペース先行で太田が主軸になり、長谷部が番手仕事師、あるいは競りになると縺れる。
 狙い目は、太田から長谷部の折り返し、動ける高田と香川に流したい。

太田=長谷部(2=9)、太田−高田(2-7)、太田−香川(2-3)の4点で勝負する。


武雄記念 前節 特選 11R 2000年04月22日

1吉岡稔真 福岡 65期逃捲
2會田正一 千葉 68期差捲
3内林久徳 滋賀 62期差捲
  4馬渕紀明 愛知 68期逃捲
  5小橋正義 岡山 59期差脚
 6関根幸夫 神奈川59期逃捲
7池尻浩一 福岡 63期差捲
  8山口富生 岐阜 68期差脚
  9戸辺英雄 茨城 51期差脚

吉岡車体故障で沈没、内林の単騎自力まくりが決まる。

 周回は、吉岡−池尻−小橋、関根−會田−戸辺、馬渕−山口−内林、の綺麗な三分戦になった。 赤番で7番手馬渕ラインが上昇して、吉岡ラインを押さえ込み、吉岡は車を下げる。打鐘に踊って黄色の6番車関根が一気にカマシ先行に出た。 引いた吉岡も車を外に向けて、早めの巻き返しで踏み込んでいくが、4角を回って「どうした吉岡、車体故障か」競争を放棄した。
 最終HSは、関根−會田−戸辺−(馬渕−山口、小橋−池尻)−内林、で通過した。 一番どん尻になった内林が、2角から単騎の自力で捲り上げていく、池尻がスイッチした。 2センターで関根を捕らえ見事に捲り切り、會田が切り替え直線を向いた。 内林が実力の違いを見せつけて1着、関根絶好のハコ回り會田が2着。吉岡はどうしたのかな。

内林−會田の車連(3-2)は3,340円、枠連(2-3)は1,830円で実力車券でした。



綺麗な三分戦模様、地の利で九州ラインが主力か。

 吉岡、関根、馬渕、の機動型3車でそれぞれにラインが出来上がる。 吉岡には池尻と小橋が3番手、馬渕には山口で内林が3番手、関根には會田と戸辺で東日本ラインを作ろう。
 並びは、吉岡−池尻−小橋、関根−會田−戸辺、馬渕−山口−内林、と想定した。 先行は馬渕で、もたつくと関根がカマシ発進、吉岡はじっと早めの捲り頃を見つけよう。 見所は3番手になった内林と小橋の動向である、近況著しい小橋がライン3番手の仕事をする。 内林は自力も含めた戦いであろう。
 狙い目は、地の利で吉岡と池尻の折り返し、内林と會田へ流し込みたい。余裕が有れば内林と會田の折り返しも面白そうだ。

吉岡=池尻(1=7)、吉岡−内林(1-3)、吉岡−會田(1-2)の4点で勝負する。