競輪一発勝負



川崎記念 前節 決勝 11R 2000年04月09日

1金古将人 福島 67期逃捲
2前田拓也 大阪 71期差脚
3山田裕仁 岐阜 61期逃捲
  4井上薫 大阪 42期差脚
  5須田雄一 栃木 56期差脚
 6藤田和彦 神奈川63期差脚
 7堤洋 徳島 75期逃脚
  8栗原厚司 静岡 74期自在
× 9松岡彰洋 三重 69期逃捲

地元勢が金古に拘り落車、山田が自力で優勝。

 周回は、金古−須田−藤田−栗原、松岡−山田−前田、堤−井上、で折り合って青板を通過する。 青板3角から堤がゆっくりと車を上げて、赤板で金古を抑える。此に松岡ラインが続く。
 打鐘では、堤−井上−松岡−(アウト山田−前田、イン金古−須田)−藤田−栗原、で中団が縺れた。 松岡−山田−前田が発進して堤を抑えて主導権を奪った。金古の番手争いで後続3車の須田と藤田が落車、避けきれず栗原も落車して、バンクは6車立てになった。
 金古が発進して最終HSを回る、松岡と金古で叩き合うが、金古は松岡の番手に収まって一杯になった。山田は自力で2角から発進して、前田を連れて綺麗にゴール線を突き抜けた。 前田は内を詰めて金古のコースを消す裁きは見事と感激する。堤が外を伸びて3着。

山田−前田の車連(3-2)は520円、枠連(2-3)は380円で本線スジ車券でした。



力の勝負で、山田と金古の一騎打ちが見物。

 北日本と南関の連携で、金古には藤田と栗原でラインが出来る。中部近畿勢は松岡に山田と前田に井上で結束すだろう。 堤の番手が空いているので須田がマークしそうだ。
 並びは、金古−藤田−栗原、松岡−山田−前田−井上、堤−須田、と想定した。 中部近畿ラインが本線で、金古が連に絡みような展開になりそうだ。松岡が先行するのではないだろうか、中団に堤と須田がアンコになって、金古と南関ラインが後方からと読んだ。 準決で東出と内林が消えてしまい番手が弱くなった。
 狙い目は、松岡を使っての早めの山田の抜けだしで、山田からマーク前田の流れ込み、松岡の逃げ残り。 金古の強襲で山田との折り返し当たりが推奨だ。

山田−前田(3-2)、山田−松岡(3-9)、山田=金古(3=1)の4点で勝負する。