競輪一発勝負



松山記念 後節 準決 10R 2000年03月12日

× 1松本整 京都 45期差捲
2加倉正義 福岡 68期差脚
3東出剛 千葉 54期差脚
  4酒井耕介 京都 56期差脚
5太田真一 埼玉 75期逃捲
 6武谷俊一 福岡 60期差脚
 7金山栄治 広島 72期逃脚
  8日比野行政岐阜 66期差脚
  9佐々木昭彦佐賀 43期差脚

タイミングとスピードに欠けるぞ、太田真一?

 周回は、太田−東出−松本−酒井−日比野、金山−加倉−佐々木−武谷、で太田ラインが長い二分戦となって赤板を通過した。 太田は第1センターからピッチを落として、金山の様子を見ていき打鐘を向かえた。
 金山は腰を上げて鐘の響きで目が覚めたように徐々に踏み出して行く、なんと3番手の佐々木が踏み遅れた。 太田は車を下げて、金山と加倉を前へ導き入れ、遅れてきた佐々木も入れた。4番手の中団を確保した。
 金山−加倉−佐々木、太田−東出−松本−酒井−武谷−日比野、の一列棒状で最終BSを回った。 太田は車間を空けて、3角から捲り発進する。加倉が太田に併せ、コースを消しに車を外に出した。 最終コーナーで太田はアウトに膨れて、東出がコースを空けて直線伸びて1着。松本が強襲して2着になり特選と同じ顔で、ズブズブ車券。
 太田真一は捲り切ることが出来ずに3着に入り、決勝戦に辛くも勝ち名乗りを上げた。 捲りのタイミングが悪かったのだろうか、踏み込みが不足しているのか、結果が出ない。

東出−松本の車連(3-1)は580円、枠連(1-3)は450円で突き抜け車券でした。



機動型は太田と金山の2車で、ラインはふたつだ。

 東日本は太田に東出がマークし、中部近畿勢の松本に酒井と日比野が続きそうだ。中国地区の金山には九州勢の加倉に佐々木と武谷でラインが出来そうだ。 中部近畿と九州勢がどちらのラインを選ぶのだろうか、地域的に西京で結束と考えた。
 並びは、太田−東出−松本−酒井−日比野、金山−加倉−佐々木−武谷、と想定した。 先行は金山であろう、太田は正攻法から早めの巻き返しで主導権を奪う単純な競争をイメージした。 太田が特選の中途半端な競争から立ち直ると信じたい。
 狙い目は、太田から東出の折り返し、東出から松本のズブズブと加倉の前残り。

太田=東出(5=3)、東出−松本(3-1)、東出−加倉(3-2)の4点で勝負する。