競輪一発勝負



西宮記念後節、松山記念前節


西宮記念 後節 決勝 11R 2000年03月07日

  1鈴木誠 千葉 55期差脚
  2中村美千隆兵庫 80期逃捲
  3澤田義和 兵庫 69期逃捲
  4安田光法 大阪 54期差脚
  5伏見俊昭 福島 75期逃脚
 6中井護 滋賀 74期逃捲
 7新藤敦 神奈川62期差脚
  8阿部康雄 新潟 68期差捲
  9山田裕仁 岐阜 61期逃捲

伏見の先行力で中村を逃がさない意地を見た。

 周回は、山田−阿部、伏見−鈴木−新藤、中村−澤田−安田−中井、で青板を通過する。 中村が早くも2角から車間を切って上昇を始めると、中団の伏見が併せて踏み上げる。 伏見ラインが先頭に出て山田ラインを押さえると、外から中村が主導権を奪いに行くが、 第1センターで外に振られて先頭に出切れ無い。
 伏見−鈴木−新藤、中村−澤田−安田−中井、山田−阿部、の一列棒状となって打鐘が響き渡った。 動き無く最終HSを通過する。2角から中村が捲り発進する、中井も外に車を出して山田のコースを塞ぐ格好になって自力勝負となった。 山田はコースが無くなり沈没。3角で中村を鈴木がブロックして沈めた。
 そのまま伏見を利した鈴木がゴール線を通過した。新藤が流れ込んで南関突抜のワンツーになった。 6番車の中井が外外を踏んで3着に強襲して、ふるさとからの好調をアピールした。
 75期伏見が見事に競争のシナリオを作った。33バンクの突き抜けは配当に恵まれる。

鈴木−新藤の車連(1-7)は1,840円、枠連(1-5)は1,290円で33突き抜け車券でした。


松山記念 前節 特選 11R 2000年03月07日

  1高木隆弘 神奈川64期差捲
  2吉岡稔真 福岡 65期逃捲
  3堤洋 徳島 75期逃脚
  4會田正一 千葉 68期差捲
  5池尻浩一 福岡 63期差捲
 6前田拓也 大阪 71期差脚
 7児玉広志 香川 66期差捲
  8菊池仁志 愛媛 47期差脚
  9齋藤登志信山形 80期逃捲

吉岡が日本選手権に向けての調子をアピールした。

 周回は、吉岡−池尻、齋藤−高木−會田−前田、堤−菊池−児玉、で赤板を通過する。 2角から堤ラインが駒を進め、齋藤ラインも此に続いて、吉岡ラインを押さえた。 堤−菊池−児玉が出切って、中団を齋藤と吉岡で競るようになり、齋藤が此を嫌って発進する。 同時に堤がピッチを上げ、吉岡ラインは後方に立ち置かれた。前田がインから切り込んで児玉の位置を奪う。
 堤−菊池−前田−児玉、齋藤−高木−會田、となる最終HSで、早くも吉岡が池尻を連れて発進した。 最終BSで堤を捕らえて綺麗に池尻とで捲り切る、3番手が菊池、児玉、齋藤で縺れるようになり、 吉岡と池尻の先頭2車でワンツーを決めた。
 福岡両車の美味しい車券でした。

吉岡−池尻の車連(2-5)は590円、枠連(2-4)は340円で捲りスジ車券でした。