競輪一発勝負



高知記念 後節 準決 10R 2000年02月20日

  1澤田義和 兵庫 69期逃捲
2太田真一 埼玉 75期逃捲
3古川圭 福岡 65期逃捲
  4黒田義高 長崎 56期差脚
5鈴木誠 千葉 55期差脚
 6佐々木健司青森 76期自在
 7安田光法 大阪 54期差脚
  8阿部俊二 岩手 77期逃脚
× 9安福洋一 奈良 41期差脚

太田真一の見事な先行で、鈴木とのワンツーを決めた。

 周回は、阿部−佐々木、太田−鈴木−古川−黒田、澤田−安福−安田、の一列で赤板を通過する。 第1センターで阿部がピッチを緩めるとスプリント状態になった。澤田が踏み出すと打鐘が鳴り始めた。
 澤田−安福−安田が出切って主導権を奪うと、ペースダウンになり、黒田が先手ラインの4番手に切り替えた。 最終HSで太田がカマシ気味の発進で一気に前団を叩いて先行体勢に入った。
 太田−鈴木−古川、澤田−安福−安田−黒田、阿部−佐々木、の一本棒で最終BSを回り、太田真一は藻掻き始める。 第2センターから澤田が捲るが不発に終わる。直線に向いて、鈴木が太田を捕らえて本命人気に応えた。インから安福が中割強襲で3着に入る。
 太田真一は東北両車が正攻法に出て中団、中団から攻められたのが勝因であろう。最終HSからの先行で鈴木の頭が確定したようだ。 近況の芳しくない鈴木に差し込まれたのが、仕方ないと考えるか、粘りに不安があるのだろうか。

太田−稲村の車連(5-2)は440円、枠連(2-4)は170円で本命スジ車券でした。



先行日本一の太田と鈴木、関東ワンツーに期待したい。

 東日本勢が4車、太田には鈴木がアシストし、東北勢は阿部と佐々木の並びで結束する。 西日本勢が5車、近畿勢は澤田の先行を利す安福と安田の「安」コンビが語呂合わせになった。 九州勢は古川と黒田で中団での捲り追い込みに駆けそうだ。
 並びは、太田−鈴木、古川−黒田、澤田−安福−安田、阿部−佐々木、と想定した。 先行は阿部あるいは澤田で、太田の先行を見たいが準決でも先行の可能性は少ない。 特選は澤田の先行が見られずに、ここは先行勝負で挑むだろう。気楽な東北勢は力不足の8番車と6番車だ。 準決でもあり、取りこぼしの許されない太田は早めの巻き返しで先行しそうだ。
 狙い目は、太田から番手の鈴木に折り返し、鈴木から安福と古川当たりに流したい。

太田=鈴木(2=5)、鈴木−安福(5-9)、鈴木−古川(5-3)の4点で勝負する。