競輪一発勝負



静岡記念 後節 決勝 2000年02月13日

× 1出口眞浩 神奈川63期差捲
  2小川巧 岡山 57期差脚
3太田真一 埼玉 75期逃捲
4佐久間仙行東京 62期差脚
  5山口富生 岐阜 68期差脚
 6佐藤隆二 北海道69期自在
7新田康仁 静岡 74期逃脚
  8古屋聖志 岐阜 68期差捲
  9佐々木龍也神奈川57期差脚

太田真一の捲り届かず2着、新田を利した出口が優勝。

 周回は、太田−佐久間−佐藤、山口−古屋、新田−出口−佐々木−小川、でGPレーサー太田が前で受けて立つ並びになった。 第2センターから早くも、地元バンク新田がゆっくりと上昇して、太田を捕らえて先頭に出て赤板を回る。
 太田は車を引いていく、新田−出口−佐々木−小川、山口−古屋、太田−佐久間−佐藤、の並びになって打鐘を聞いた。 太田は車間を空けている。新田は太田の動きを牽制しながら流して行き、4角から先行発進した。 最終HSでは、特選同様に新田の主導権で一本棒になる。太田は7番手に置かれた。
 太田は最終BSから捲り発進するが、新田の掛かりが良く、なかなか捕らえられない。 小川が太田を牽制する、直線を向いて、そのまま出口が新田を差し込んで、ご馳走様の優勝を勝ち取った。 太田は捲り強襲したが、惜しくも2着に破れた。新田が3着に逃げ粘った。
 本日の後半戦を見ていて、スジで決まらない400バンクを見たようだ。辛うじて決勝戦が的中しただけでした。 太田真一の先行を見ることが出来ないのが心残りであった。

出口−太田の車連(1-3)は1,690円、枠連(1-3)は650円で紅白車券でした。



新田が頭勝負で、先行日本一の太田真一から狙いたい。

 機動型が地元静岡の連日先行A@で波に乗る新田と、どうも世界戦合宿疲れがある先行出来ない弱い太田の2車である。 新田には特選同様に出口と佐々木で南関ラインを作る。太田には佐久間が地域的に埼京ラインで番手宣言だ。 西日本勢に機関車が不在で山口と古屋の岐阜勢、剃刀強襲の小川巧、自力で勝ち上がった佐藤がどうするかである。
 並びは、太田−佐久間−佐藤、山口−古屋、新田−出口−佐々木−小川、と想定したがどうなるのでしょうか。 やはり此処も新田が先行するのであろう。太田は切り替えられると最悪8番手からの捲り勝負になる。 やはりこのメンバーで優勝できない訳はあるまい。自信を持って先行勝負して貰いたい。
 狙い目は、太田からマーク佐久間、新田を使う出口との折り返しが本線。別線で新田が優勝を狙った時の出口の流れ込み。

太田−佐久間(3-4)、太田=出口(3=1)、新田−出口(7-1)の4点で勝負する。