競輪一発勝負
静岡記念後節、門司記念前節
静岡記念 後節 準決 2000年01月12日
○ | 1 | 戸辺英雄 | 茨城 | 51期 | 差脚 |
× | 2 | 山口富生 | 岐阜 | 68期 | 差脚 |
注 | 3 | 小川圭二 | 徳島 | 68期 | 差捲 |
| 4 | 宮倉勇 | 千葉 | 58期 | 自在 |
| 5 | 疋田敏 | 愛知 | 59期 | 差脚 |
| 6 | 佐藤隆二 | 北海道 | 69期 | 自在 |
◎ | 7 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
| 8 | 黒崎直行 | 栃木 | 57期 | 差捲 |
| 9 | 高城信雄 | 兵庫 | 77期 | 逃捲 |
太田真一先行せず、3番手から捲り不発に終わる。
周回は、太田−戸辺−黒崎−宮倉、高城−山口−疋田−小川−佐藤、の二分戦の並びとなった。
赤板で、高城ラインが上昇してアウトバンクいっぱいになり、スプリント状態が生じた。
太田は2角からインを突いて主導権を奪う。
打鐘で高城が発進すると山口が追走して、3番手の疋田が切れてしまった。太田が此処の3番手に入り込んだ。
最終HSは、高城−山口−太田−戸辺と出切って、太田は捲り絶好の3番手を確保したぞ。太田は最終BSで捲り発進するが、山口の牽制に合い不発に終わる。
ゴール線は、山口が1着、2着に9番手から追い上げていった佐藤がスピードに乗って強襲した。太田はコースが無くなったが、力で3着に入る。
太田は初日選抜で伏見が大敗したように世界戦の合宿で疲れているのだろうか。弱い太田を見ている。
やはり内を掬って主導権を握ったのであるから、一気の先行が出来なかったのであろうか。打鐘先行でも勝てるメンバーだ。
GPレーサーとして恥ずかしくない競争をしたいのは判るが、先行して捲られる競争を避ける方が恥である。
決勝は新田との戦いである、新田は好調で波に乗っているぞ、GPの貫禄ではなく、力で勝負して貰いたい。
山口−佐藤の車連(2-6)は30,180円、枠連(2-5)は570円で代替え車券でした。
太田真一よ、先行日本一の強さを見せてくれ。
先行車は太田と高木の2車である。特選は新田の先行を捲り不発で期待を裏切った太田であるが、此処は是非日本一の先行の名に相応しい競争をしてくれるだろう。
太田には戸辺と黒崎で関東ラインを作る。近畿の高城には山口と疋田の中部勢がマークする。北日本の佐藤に南関の宮倉で並び、位置のない小川は前々で直線勝負に駆ける。
並びは、小川、太田−戸辺−黒崎、佐藤−宮倉、高城−山口−疋田、と想定した。
事故点の多い太田が正攻法に付けて、後方に高城ラインで周回しよう。太田は引いて7番手から、一気に踏み出して主導権を奪う競争をして貰いたい。
太田マークが戸辺で小川や、山口が食らいついて来そうである。
狙い目は、太田からマーク巧者戸辺の折り返し、小川と山口に流したい。
太田=戸辺(7=1)、太田−小川(7-3)、太田−山口(7-2)の4点で勝負する。
門司記念 前節 特選 2000年02月12日
◎ | 1 | 池尻浩一 | 福岡 | 63期 | 差捲 |
| 2 | 山口幸二 | 岐阜 | 62期 | 差脚 |
▲ | 3 | 稲村成浩 | 群馬 | 69期 | 自在 |
○ | 4 | 横田努 | 熊本 | 69期 | 逃捲 |
△ | 5 | 鈴木誠 | 千葉 | 55期 | 差脚 |
× | 6 | 高田誠 | 福岡 | 65期 | 自在 |
| 7 | 高谷雅彦 | 青森 | 67期 | 逃捲 |
| 8 | 梶應弘樹 | 愛媛 | 57期 | 差脚 |
| 9 | 中村美千隆 | 兵庫 | 80期 | 逃捲 |
中村先行出来ず、先行高谷を利した稲村が1着。
周回は、横田−高田−池尻、中村−山口−梶應、高谷−稲村−鈴木、の綺麗な三分戦になった。
さすがに500バンクであり動きは、打鐘から高谷ラインが中団に踏み上げて中村ラインに蓋をして、一呼吸置いてから先行発進した。
高谷−稲村−鈴木、横田−高田−池尻、中村−山口−梶應、の一本棒になって最終HSを通過する。
中村が踏み上げるが、高谷の掛かりが良く、7番手ではどうしようもない。横田が最終第2センターから頭狙いの捲り発進して、最終コーナーを回った。
直線で、高谷を利した稲村が抜け出して1着、横田の捲りに乗った池尻が中を割って2着強襲、稲村マークの鈴木が3着に流れ込んだ。
稲村−池尻の車連(3-1)は5,070円、枠連(1-3)は2,750円で先行番手車券でした。
高谷と中村の先行争いを、横田が捲りで決めよう。
東日本勢は高谷に鈴木と稲村の並びで折り合うだろう。中部近畿勢は中村の番手に山口が入り、位置のない梶應が3番手である。
地元九州勢は横田に池尻と高田の福岡両車でラインを作る。
並びは、高谷−鈴木−稲村、横田−池尻−高田、中村−山口−梶應、と想定した。
高谷と中村の先行バトルの雰囲気が漂う、すれば横田の捲り頃だ。高谷ラインの鈴木と稲村の動きが競争を左右しそうだ。
横田の先行が全くないとは言い切れない、福岡両車の為に此処は先手必勝か。長い500バンクを制するのは誰だ。
狙い目は、横田を利する池尻から横田の前残りを本線にして、高田の流れ込み。別線から鈴木と稲村の絡みだろう。
池尻−横田(1-4)、池尻−高田(1-6)、池尻−鈴木(1-5)、池尻−稲村(1-3)の4点で勝負する。