競輪一発勝負



奈良記念 後節 特選 2000年02月06日

1吉岡稔真 福岡 65期逃捲
2小倉竜二 徳島 77期自在
3高木隆弘 神奈川64期差捲
  4村上義弘 京都 73期逃捲
× 5會田正一 千葉 68期差捲
 6大井啓世 奈良 58期差脚
7金古将人 福島 67期逃捲
  8本田晴美 岡山 51期自在
  9松本整 京都 45期差捲

金古が逃げて、捲る吉岡を直線で小倉が捕らえた。

 周回は、吉岡−本田、金古−高木−會田、小倉、村上−松本−大井、となる。小倉が中団単騎勝負になって青板を通過する。 3角から村上ラインが上昇する、併せて金古ラインも踏み上げて赤板を回った。
 金古が突っ張り主導権を握り先行体勢になる、村上は中団に浮いてしまった。吉岡は8番手まで車を下げた。 村上が再発進して行くが、金古を捕らえる事が出来ないで打鐘を聞いた。
 4角から吉岡が発進すると、本田はダッシュに付いていけずに千切れた。 吉岡−金古−高木−會田、の後ろにいた小倉が最終BHから捲り込んで金古を捕らえた。 直線を鋭く伸びて吉岡までも食ってしまった。小倉の縦脚の鋭さに磨きがかかった。吉岡で決まりかと思ったが、33バンクも関係なく強い小倉を見た。

小倉−吉岡の車連(2-1)は4,250円、枠連(1-2)は1,300円で裏目し車券でした。



ハンドル投げ日本一の小倉が、吉岡マークになりそうだ。

 東日本勢は金古と南関勢の高木と會田でラインが出来る。地元近畿勢は村上に松本と特選シードされた地元大井で並ぶ。 西京勢は吉岡に小倉に本田で結束しよう、小倉が吉岡の機関車になるわけ無いか。
 並びは、吉岡−小倉−本田、金古−高木−會田、村上−松本−大井、と想定した。 先行するのは村上であろう、中団に金古ライン、最後方は吉岡の指定席だ。村上の先行では、仕掛け処が良ければ、中団が縺れて叩き合いにでもならない限り力不足だ。 番手松本は安定した着AACを得ている。金古は頭が取れないで悩んでいるが、「共同通信社杯」優出するほどであるから大丈夫であろう。 吉岡も番手が小倉ならば、仕掛けは遅くなり、不発の可能性が大きい。
 狙い目は、金古の奮起に期待を込めて、高木との折り返しを本線。吉岡の頭から小倉と會田を買いたい。

金古=高木(7=3)、吉岡−小倉(1-2)、吉岡−會田(1-5)の4点で勝負する。