競輪一発勝負



静岡記念 前節 特選 2000年02月05日

× 1山田裕仁 岐阜 61期逃捲
2渡邉晴智 静岡 73期差捲
3東出剛 千葉 54期差脚
  4後閑信一 群馬 65期差捲
  5山口幸二 岐阜 62期差脚
6金川光浩 静岡 56期差脚
7池尻浩一 福岡 63期差捲
  8金田健一郎大阪 60期差脚
  9高谷雅彦 青森 67期逃捲

東出が内を突いて1着、高谷に乗った渡邊が2着。

 周回は、山田−山口−金田、後閑−東出−池尻、高谷−渡邊−金川、の綺麗な三分戦、地元静岡勢が高谷を選び、位置のない東出と池尻が後閑に前を任せる並びになった。 一列棒状のまま赤板を通過する。
 ゆっくりと高谷ラインが上昇、打鐘で主導権を握る。中団が内に山田ライン、外に後閑ラインの競り合いになった。 高谷の思う壺に填り、最終HSを回った。
 外併走から後閑が2角捲り発進すると、高谷マークの渡邊がブロックする。東出が空いた内を突いて行く。 ゴール線は東出が直線伸びきって1着、高谷を利した渡邊が2着に残った。車券的に渡邊の2着流しで東出が抜けてしまった、同じラインで周回すると考えたのが敗因である。 山田−山口−金田の中部近畿勢は後方に置かれて勝負権が無くなり、脚を残して完敗した。

東出−渡邊の車連(3-2)は4,030円、枠連(2-3)は1,410円で縦目車券でした。



南関勢が高谷を利して、山田の捲りを飛ばせるだろうか。

 西日本勢は山田に山口の岐阜コンビに金田と池尻が続きそうだ。南関勢は高谷を足場に東出が一歩譲って渡邊と金川の地元静岡勢で結束しそうだ。 位置のない後閑は前々の自力勝負となりそうだ。
 並びは、山田−山口−金田−池尻、後閑、高谷−渡邊−金川−東出、当たりになるのだろうか。 先行は高谷であろう、すると恵まれるのは地元南関勢になる、後閑、池尻は切り替えていくだろう。 すると山田の捲りが決まる要素が高くなる。
 狙い目は、脚を温存できる後閑と池尻の絡みが穴党には魅力百倍になるが、地元バンクに駆ける渡邊から金川の流れ込みを本線にしたい。 山田、池尻、後閑の頭から晴智に流してみたい。

渡邊−金川(2-6)、山田−渡邊(1-2)、後閑−渡邊(4-2)、池尻−渡邊(7-2)の4点で勝負する。