競輪一発勝負



高松「共同通信杯」決勝 2000年01月25日

1太田真一 埼玉 75期逃捲
2神山雄一郎栃木 61期逃捲
  3出口眞浩 神奈川63期差捲
  4金山栄治 広島 72期逃脚
  5金古将人 福島 67期逃捲
 6有坂直樹 秋田 64期自在
×7内林久徳 滋賀 62期差捲
  8井上貴照 群馬 68期逃捲
  9斉藤正剛 北海道66期自在

強運の内林久徳が連覇、太田真一は7着で万車券。

内林−太田の車連(7-8)は21,380円、枠連(5-6)は1,500円で車連車券でした。



太田と神山の関東鉄壁ラインが一番強力である。

 決勝戦の勝ち上がりは中部ではなく東日本勢が7車と「東高西低」になった。 地元児玉は落車沈没、吉岡も吉岡らしい負け方で準決大敗した。神山と太田の関東勢、金古と有坂の北日本勢、金山を使う内林の西日本勢の 三分戦に成りそうである。
 並びは、太田−神山−井上−出口、金古−有坂−斉藤、金山−内林、と想定した。 先行は太田と金山であるが、神山のご恩返しの為に太田が先行するだろう。関東ラインの結束が最も堅い。 北日本ラインも好調の有坂も、下り坂の金古が前を任せきるかである。内林とて金山が主導権を奪わなければ切り替えるだろう。 なぜなら太田の番手が神山と井上と動ける選手であるからである。
 太田と神山が一番人気に押される。金古がここ一番の力を出すか、運を見方にマーク屋内林が連覇を狙うか。 金古に乗る6番車有坂の鋭脚が見られるのであろうか。ゴール線は混戦模様になりそうである。 太田が先行すれば、番手争いが待ち受けていよう。内林、出口と横に動ける選手が「失格」覚悟で優勝賞金を狙う。 太田の番手が一番優勝の近道である。神山も今後の競争を考えると太田番手を明け渡す事は出来ない、当然GPと同じ様な結果があるのだろうか。
 狙い目は、太田から神山の折り返し、「運」に乗る内林の2着付けで、浮いた全てを勝負したい。 貧乏人は金古と金山の金金の44ぞろ目も、美味しいぞ。

太田−神山(1=2)、太田−内林(1-7)、神山−内林(2-7)の4点で勝負する。



もりながさんの予想

 初日、2日目と動きの良かった吉岡、山田が消える波乱。 一見神山=太田で堅そうだが、果たして。
 周回中は金古-有坂-斎藤、太田-神山-井上、金山-内林-出口。 おそらく捲り1本の金古が前受け、是が非でも先行したい先行マニアの金山が、 後方からの攻めという事で大田ラインは中団。太田を逃がしたくない金山は、 一旦太田を抑えてから上昇するだろう。 打鐘から最終ホームで金山が金古を叩く際に、金古と太田どちら中団を、 取れるかが鍵となろう。 中団の取り合いはインの金古有利と見るが、いたずらに脚を費やせば、 直線短い高松バンク内林の番手抜け出しも十分。

内林=出口、内林−金山、金古=有坂、穴で出口−金古、有坂

 まぁ思い切って金古が突っ張りゃあ、後々(今後の特別)かなり面白かっちゃけど、 決勝でそがん競走が出来るぐらいならとっくに特別取っとったいなぁ。