競輪一発勝負



高松「共同通信杯」二予 11R 2000年01月23日

  1鰐渕正利 愛知 65期差脚
  2伊藤保文 京都 71期自在
3太田真一 埼玉 75期逃捲
× 4有坂直樹 秋田 64期自在
  5金田健一郎大阪 60期差脚
 6宮本忠典 山口 55期逃捲
7神山雄一郎栃木 61期逃捲
  8富永益生 愛知 66期逃捲
9高田誠 福岡 65期自在

太田真一番手が、関東と中部の競りになった。

 周回は、伊藤−金田、高田−宮本、太田−(神山−有坂、鰐渕−富永)、で太田の番手が関東と中部の奪い合いになった。 赤板を回り、太田が第1センターから踏み込んでいくと番手は鰐渕になってしまった。 打鐘で神山が内から追い上げて競り合いになった。
 最終HSは、太田−神山−有坂−鰐渕−富永、高田−宮本、伊藤−金田、となった。意地と貫禄で神山が太田番手を取りきった。 第1センターから高田が捲り発進するが有坂の横までで不発に終わる。
 太田の先行が良いぞ、神山が車間を射程距離に空けてアシストする。そのまま直線に向いて、神山が太田を差し込んでワンツーを決めた。 3着に有坂が入り、東日本勢で123独占した。

神山−太田の車連(7-3)は370円、枠連(3-5)は190円で銀行車券でした。



太田が先行して、神山にGP恩返しをする。

 東日本勢は太田に神山で有坂がラインを固める。近畿勢は伊藤に金田、中部勢は富永に鰐渕であろう。 高田と宮本で結束するのだろうか。
 並びは。太田−神山−有坂、伊藤−金田、富永−鰐渕、高田−宮本、と想定した。 太田が神山を連れて先行するだろう。GPの恩を返すべく神山を有利な展開にしたい。 伊藤、富永、高田と動ける選手が揃ったが、太田は負けられないプレッシャーに戦おう。
 狙い目は、太田から神山の折り返しを本線。神山から有坂の突き抜けと、大物食いの高田へ振り込みたい。

太田=神山(3=7)、神山−有坂(7-4)、神山−高田(7-9)の4点で勝負する。


高松「共同通信杯」マリンシティカップ 11R 2000年01月23日

1内林久徳 滋賀 62期差捲
  2池尻浩一 福岡 63期差捲
3佐々木龍也神奈川57期差脚
  4小川巧 岡山 57期差脚
  5吉岡稔真 福岡 65期逃捲
 6平田崇昭 福岡 55期差脚
7出口眞浩 神奈川63期差捲
  8井上貴照 群馬 68期逃捲
9山田裕仁 岐阜 61期逃捲

吉岡の番手援護無く、山田と内林でゴール線を突き抜けた。

 周回は、吉岡−池尻−平田、山田−内林−小川、井上−出口−佐々木、の綺麗な三分戦で赤板を通過する。 後方から井上ラインが上昇する、山田ラインももれに続いて、井上ラインが先頭に出切った時に打鐘を聞く。 吉岡ラインは車を7番手まで下げる。
 3角は、井上−出口−佐々木、山田−内林−小川、吉岡−池尻−平岡、と一列に収まるが、吉岡が第2センターからカマシ発進する。 そのまま最終HSを通過して、第1センターで吉岡が井上を捕らえると出口のブロックで池尻が千切れた。 吉岡の番手に井上が填ってしまった。前団が短くなった処を、山田が2角から捲り発進する、ジワジワと追い上げて行くが捲りきれないで最終4角を回り直線に入った。
 ゴール線は山田が吉岡を捕らえて1着、2着には吉岡と内林との際どい勝負になった。 写真判定で山田マークの内林が2着に入りスジ車券で決まった。

山田−内林の車連(9-1)は1,630円、枠連(1-6)は590円で中部近畿車券でした。



第3ラインの関東勢から、直線勝負だ。

 九州福岡勢が吉岡、池尻、平田のトリオになり結束が固くなった。東日本勢は井上に南関の佐々木と出口でラインが出来よう。 中部近畿勢は山田と内林で、位置のない小川が3番手になるのではないだろうか。吉岡と山田の捲り争いになりそうだ。
 並びは、吉岡−池尻−平田、山田−内林−小川、井上−佐々木−出口、と想定した。 吉岡の動きが良いようだ、山田の勢いもいいようだ。さらに連勝8でストップした内林であるがまだ「運」が残っていそうだ。 福岡勢がどんな作戦で挑んでくるのかな。
 勝ち上がりに影響が無い競争である、誰もが無理はしなだろう。 関東の井上が先行で立ち向かうが、吉岡が「九州は一つ」と捨て身の先行を打つかも知れない。 何れにしても先行争いになると、山田−内林の餌食に成ってしまうだろう。  初日の後半をCSで観戦していたが、捲りが決まらない。先行の番手が有利と読んだが、2日目も同じ風が吹くとは限らない。 先行する井上に乗る南関の佐々木と出口の直線の伸びを期待して突抜を本線にしたい。福岡トリオはマークされてしまい展開が縺れそうだ。 山田と内林の折り返しを押さえたい。

佐々木=出口(3=7)、山田=内林(9=1)の4点で勝負する。