競輪一発勝負



高松「共同通信杯」優秀 11R 2000年01月22日

  1出口眞浩 神奈川63期差捲
2太田真一 埼玉 75期逃捲
3児玉広志 香川 66期差捲
  4西郷剛 兵庫 69期逃捲
5會田正一 千葉 68期差捲
 6斉藤正剛 北海道66期自在
×7内林久徳 滋賀 62期差捲
  8松岡彰洋 三重 69期逃捲
9吉岡稔真 福岡 65期逃捲

太田真一逃げられず、松岡先行で4車が落車した。

 周回は、吉岡−児玉−池尻、太田−會田−出口、松岡−内林−齋藤、の並びで折り合った。 赤板手前で、松岡が踏み上げて上昇する、太田も併せて動くが中団狙いの様だ。吉岡は内で引かないぞ。 松岡の後位が吉岡で、児玉と内林が併走になり打鐘を向かえた。内林と西郷が踏み込んで松岡ラインを作り直す。
 最終HSは、松岡−内林−西郷、吉岡−児玉−齋藤、太田−會田−出口、で通過する。太田は最悪の7番手だ。 太田は第1センターから発進する、中団の吉岡が此に併せて発進する。太田は外を踏み込むが、捲り難い高松バンクである。 第2センターで児玉と西郷が接車して落車、避けきれずに會田と齋藤が乗り上げて4車が落ち零れた。 太田は外バンクで、出口は内線突破で、此を避けた。
 吉岡が内林のブロックを凌いで、捲りきって1着、鋭く伸びた出口が2着で万車券の配給となった。 内林の連勝が止まってしまった。太田は4着で2次予選回りになった。
 太田真一の位置取りが甘い、下手くそである。周回は若手の進出で此からは中団が多くなりそうだ。 吉岡の内で粘る根性に負けている。松岡の番手に収まった吉岡であるが、すんなり余裕で内林と西郷を迎え入れる姿勢は復活の二文字のようだ。 先行日本一の太田真一よ、頑張れ!

吉岡−出口の車連(9-1)は13,670円、枠連(1-6)は5,620円で検討違い車券でした。



最高好調で連勝を続けている内林をストップさせるのは誰だ。

 先行機関車は関東は埼玉75期太田真一、中部は松岡、近畿は西郷、九州の吉岡である。 目下、最高好調で連勝を続けている内林は西郷マークから自力で動こう。太田には南関勢の會田と出口の伏せ兵でラインを固めそうだ。 位置のない齋藤は東ライン番手を選択するのだろうか。吉岡の番手が空いているが、児玉がどのラインに絞るのだろうか。 コメント等の情報が無いので、並びは難解である。
 並びは、太田−會田−出口−齋藤、吉岡−児玉、松岡、西郷−内林、と想定してみた。 先行は太田に期待したい。関東ラインで無いので番手はもつれそうである。内林も西郷が先行しなければ切替て来るし、児玉も同様に中団からの直線勝負を考える。 吉岡は位置取りに注文を付けて、捲り勝負である。
 狙い目は、先行する太田と番手會田の折り返し、大宮記念で太田を沈めた絶好頂の内林。別線で吉岡と児玉を押さえたい。

太田=會田(2=5)、太田−内林(2-7)、吉岡−児玉(9-3)の4点で勝負する。


高松「共同通信杯」優秀 12R 2000年01月22日

1神山雄一郎栃木 61期逃捲
  2一丸安貴 愛知 70期逃捲
3金古将人 福島 67期逃捲
  4前田拓也 大阪 71期差脚
5佐々木龍也神奈川57期差脚
 6伊藤保文 京都 71期自在
×7山田裕仁 岐阜 61期逃捲
8波潟和男 東京 57期自在
  9池尻浩一 福岡 63期差捲

一丸を使って、山田とマーク池尻でワンツーを決める。

 周回は、神山−波潟、一丸−山田−池尻、金古−佐々木、伊藤−前田、の細切れ戦になった。 赤板で近畿勢の伊藤と前田がゆっくりと上昇をして、池尻と並んで主導権を取りに行かない。 打鐘を聞いて、伊藤が一気に発進すると一丸が此に続いて、神山と波潟の関東勢は内に包まれた。
 一丸−山田−池尻が最終HSで抜けだし、後位が内に伊藤−前田、外に金古−佐々木となり、神山は8番手まで下がった。 金古が第1センターから捲り発進すると、一丸マークの山田が併せて捲り込む、山田マークの池尻が金古をブロックする。 そのまま、山田と池尻のワンツーで決まった。佐々木が伸びて3着。神山、金古が沈没した。

山田−池尻の車連(7-9)は1,210円、枠連(5-6)は830円で突き抜け車券でした。



GP失格の神山が、奮起一発でワンツーだ。

 機動型が神山、金古、伊東、山田、一丸、池尻と揃った。神山には波潟が関東で番手を張る。 金古には南関の佐々木、近畿は伊藤に前田で並ぼう。近畿は一丸と山田でどちらが前を廻るのであろうか。 池尻は中部の2段掛けの後ろではないだろうか。
 並びは、神山−波潟、金古−佐々木、伊藤−前田、一丸−山田−池尻、と想定した。 金古と神山は捲り勝負、伊藤も前田との連携2車では先行策も辛いだろう。中部の一丸当たりが山田を連れて先行するのかな。 金古の勢いも寒くなって衰えた感がする、神山は十分に調整して乗り込んでいると期待した。
 狙い目は、文句無く神山からスジで波潟、山田の捲り一発の折り返し。別線で金古と佐々木アタリである。

神山−波潟(1-8)、神山=山田(1=7)、金古−佐々木(3-5)の4点で勝負する。