競輪一発勝負
大宮記念 後節 準決 2000年01月16日
△ | 1 | 三宅伸 | 岡山 | 64期 | 逃捲 |
○ | 2 | 森田進 | 埼玉 | 57期 | 差脚 |
注 | 3 | 有坂直樹 | 秋田 | 64期 | 自在 |
| 4 | 室井健一 | 徳島 | 69期 | 差捲 |
◎ | 5 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
| 6 | 佐藤慎太郎 | 福島 | 78期 | 逃捲 |
× | 7 | 小倉竜二 | 徳島 | 77期 | 自在 |
| 8 | 川口満宏 | 東京 | 58期 | 自在 |
| 9 | 田中弘章 | 福岡 | 68期 | 差捲 |
先行しない頭狙いの2角捲りで1着、太田真一。
周回は、三宅−田中、太田−森田−川口、佐藤−有坂、小倉−室井、で赤板を通過する。
2角で6番車佐藤が有坂−小倉−室井を引き連れて上昇する。三宅は引いて行く、太田も中団に拘らないぞ。
佐藤と三宅が並んで打鐘を聞いた。
最終HSは、佐藤−有坂−小倉−室井−三宅−田中、太田−森田−川口、の隊列で通過した。
太田は車間を充分に空けて、2角から捲り発進、速い、速い、三宅も牽制出来ない。
小倉が牽制すると、太田マーク森田が息切れしてしまった。太田の番手に徳島両車の小倉と室井が収まった。
直線、太田は失速することなく1着、小倉が2着に流れ込んだ。小倉マークの室井が3着。
佐藤の先行も良く、有坂が3着を室井と争った。
見事な捲りで有ったが、先行して同県森田とのワンツーを決めた欲しかった。競争としては先行しないで打鐘で捲り勝負の作戦は見え見えになった。
同県森田がマークして流れ込む事が出来ず残念である。大宮500mバンクを逃げきりのは、地元のプレッシャーで「びわこ」より難儀なのを証明してしまったのか。
勝って当然の地元番組なのに、先行で勝負して欲しかった。
太田−小倉の車連(5-7)は720円、枠連(4-5)は450円で頭鉄板車券でした。
地元選手贔屓の番組で、太田真一は勝ち上がり条件を得た。
地元ホームバンクの太田に森田が指定席、3番手川口で埼京ラインを作る。しかし三宅と小倉が番手に飛びつきそうだ。
三宅には田中、小倉と室井は徳島同県である。北日本ラインは有坂は佐藤に前を任せる競争だ。
並びは、太田−森田−川口、佐藤−有坂、三宅−田中、小倉−室井、と想定してみた。
先行したいのは佐藤であろう、其れを交わしての早めの仕掛けで太田が発進するのではないだろうか。
特選では最終HSから仕掛けたように、緩急を付けての先行で押し切ろう。
狙い目は、太田と森田の埼玉ワンツーを本線に推す。押さえで動ける小倉、三宅、有坂に流そうか。
太田−森田(5-2)、太田−小倉(5-7)、太田−三宅(5-1)、太田−有坂(5-3)の4点で勝負する。