競輪一発勝負
立川記念後節、和歌山記念前節
立川記念 後節 特選 2000年01月08日
| 1 | 山口幸二 | 岐阜 | 62期 | 差脚 |
× | 2 | 小川圭二 | 徳島 | 68期 | 差捲 |
| 3 | 高谷雅彦 | 青森 | 67期 | 逃捲 |
| 4 | 小嶋敬二 | 石川 | 74期 | 逃捲 |
注 | 5 | 會田正一 | 千葉 | 68期 | 差捲 |
| 6 | 鰐渕正利 | 愛知 | 65期 | 差脚 |
◎ | 7 | 神山雄一郎 | 栃木 | 61期 | 逃捲 |
○ | 8 | 戸辺英雄 | 茨城 | 51期 | 差脚 |
| 9 | 三宅伸 | 岡山 | 64期 | 逃捲 |
神山が先行し、高谷の見事な捲りに乗った會田が好調を維持する。
周回は、神山−戸辺、高谷−會田、三宅−小川、小嶋−山口−鰐渕、と東西に別れる様に並んだ。
赤板手前で三宅が動く、高谷も動く、三宅が神山を押さえる。さらに緩んだ処を2角から小嶋が踏み込んで先頭にでると打鐘を向かえた。
3角から神山が戸辺を連れて発進する、発進してしまった。
最終HSは、神山−戸辺、小嶋−山口−鰐渕、三宅−小川、高谷−會田、の順で通過する。
先ず、三宅が発進すると小嶋の横で3番手の併走になる。高谷が短くなった前団を2角から、一気に捲くり込む。
神山を難なく飲み込んでしまった。ゴール線は高谷マークの會田がご馳走様の1着を拾った、高谷がいつものように運悪く2着になった。
神山が先行策を取ったのは良いが、タイミングが早すぎたようである。最終HS8番手の位置が高谷と神山で入れ違ってしまったようだ。
神山の先行も段々と見られなくなってくるのであろうか。頑張れ、東の横綱、神山雄一郎。
會田−高谷の車連(5-3)は2,260円、枠連(3-4)は1,380円でスジ車券でした。
GP失格の神山が、奮起一発で栃茨ワンツーだ。
関東勢は神山の番手に戸辺という並びが久しぶりに復活した。高谷には南関の會田、三宅には小川の瀬戸内ライン、中部ラインが小嶋に山口と鰐渕で3車と長くなる。
並びは、神山−戸辺、高谷−會田、小嶋−山口−鰐渕、三宅−小川、と分かりやすそうである。
先行は高谷より小嶋であろう、神山が最悪8番手に置かれても邪魔が無ければ立川の長い直線なら捲り切れよう。
GPであれだけ太田を庇っただけあって、山口のブロックがあると鰐渕や中団の三宅と小川あたりの強襲が見られよう。
特選は無理はしないだろうと考えた。
狙い目は、神山からマーク戸辺の折り返し、直線強襲する小川と會田へ振り込みたい。
神山=戸辺(7=8)、神山−小川(7-2)、神山−會田(7-5)の4点で勝負する。
和歌山記念 前節 特選 2000年01月08日
× | 1 | 内林久徳 | 滋賀 | 62期 | 差捲 |
○ | 2 | 佐々木龍也 | 神奈川 | 57期 | 差脚 |
| 3 | 小橋正義 | 岡山 | 59期 | 差脚 |
△ | 4 | 前田拓也 | 大阪 | 71期 | 差脚 |
| 5 | 山口富生 | 岐阜 | 68期 | 差脚 |
▲ | 6 | 郡山久二 | 大阪 | 55期 | 差捲 |
◎ | 7 | 金古将人 | 福島 | 67期 | 逃捲 |
| 8 | 中村美千隆 | 兵庫 | 80期 | 逃捲 |
| 9 | 小倉竜二 | 徳島 | 77期 | 自在 |
金古の動きが悪く、中村を利した近畿勢が123独占。
周回は、金古−佐々木−小橋、中村−内林−前田−郡山、小倉−山口、と並んだ。
小橋は東ラインの3番手を選んだ。山口は小倉マークで後方待機から様子を見る感じがする。
赤板を通過すると、金古がピッチを上げていく、2角から中村が踏み込む。
打鐘で中村は金古を押さえて主導権を握り、近畿ライン4車が出切った。
郡山の後ろがイン金古ライン、アウト小倉ラインの併走になった。
金古はインを突いて郡山と叩き合いながら、2角で4番手に入る。
内林は余裕で中村を射程圏内に置く車間を空けている。小倉が佐々木と郡山の中を割って、金古の番手を奪い取った。
金古の動きも冴えず、4角で外に振れて沈没。中村の先行を利した、内林と前田で突き抜け、中村は3着に粘る。
内林−前田の車連(1-4)は750円、枠連(1-4)は600円で突き抜け車券でした。
今年も安定感の良い金古から狙いを定めたい。
機動型は金古と中村の2車で、小倉と前田が前々に切り替えて自力含みのなるだろう。
金古の番手を佐々木が守りきるか、小倉と叩き合いになるか。小倉もGPで神山に叩かれて落車して初挑戦にして立川バンクの餌食になったように精神的に不安が残る。
中村には内林が番手に入り、前田と郡山が続きそうだ。小橋は小倉次第で位置が変わろう。
並びは、金古−佐々木−山口、小倉−小橋、中村−内林−前田−郡山、と想定した。
中村が主導権を握って、金古が最悪8番手に置かれると危うい、内林もGP出場を賭けての新たなスタートで気合いが入る。
やはりGP太田番手の神山の動きの記憶から、小倉、金古を失格覚悟で叩くのであろうか、中村の番手を守れ無ければ番手師内林の名が廃る。
狙い目は、安定感ある金古から佐々木の折り返し、別線で内林から金古、中村ラインの3、4番手の突き抜け大阪車券が面白そうだ。
金古=佐々木(7=2)、内林−金古(1-7)、前田−郡山(4-6)の4点で勝負する。