<平成10年12月13日>



キハ702、ここに健在!
 展示運転初日の朝、吉ヶ原には威勢良くエンジン音が響き渡った。



 この日、「柵原ふれあい鉱山公園」では、車両の展示運転が初めて行われました。新たな出発の時を迎えた片上鉄道。末永くこの地で活躍を続けて欲しいものです。
 しかし、華やかな鉱山公園の反面、時代の流れと共に失われていく鉄道遺構もありました。



 動態保存車両の展示運転、いよいよ開始!


 昨月11月15日にオープンした「柵原ふれあい鉱山公園」ですが、当日は見送られた保存車両の展示運転が、いよいよ開始される運びとなりました。
 構内での試運転は何度も行われてきましたが、片上鉄道保存会の1日会員を乗せて走るのは、今日が初めて。訪れた人は地元の家族連れが多かったようですが、7年半ぶりに乗った片鉄に感激される年輩の方や、大喜びの子供たちなど、車内はたくさんの笑顔で充ちていました。



 杖谷駅の待合い小屋、解体される


 民家の庭が駅のホームに繋がっているという、ユニークな構造で親しまれていた杖谷駅ですが、「和気・赤磐共同コンポストセンター」の建設工事に伴い、民家が立ち退きになってしまいました。ホームには、待合い小屋が現役当時の姿のまま残されていましたが、家屋の解体作業に先駆けて撤去され、無惨な姿と化していました。

 コンポストセンターとは、生ゴミを収集して再生し、肥料などを生産する工場です。建設には反対運動も行われていたようで、杖谷駅の側には、抗議を表明する看板が掲げられていました。




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