<平成12年4月2日>

 和気−本和気間に架かる金剛川橋梁が、サイクリングロードとして整備されました。また、益原から天瀬駅にかけてもアスファルト舗装工事が完了し、これで約5Kmに渡って1本の道が繋がりました。

 金剛川橋梁、サイクリングロードとして第二の人生へ

 和気−本和気間にある金剛川橋梁が、サイクリングロードとして第二の人生を歩み始めました。和気市街は金剛川によって2つに分断されているため、この橋梁の利用はたいへん意義深いものだと思います。1973年という比較的新しい時期に竣工されたこの橋は、鉄道廃止後も頑丈な状態を保ち続けており、今後も末永く活躍を続けてくれる事でしょう。



 金剛川橋梁は、起点の片上から9.5Kmの地点に位置します。和気駅を出発した列車は右に大きなカーブを描きながら築堤を登り、JRの跨線橋に続いて、この金剛川橋梁を渡っていました。全長は103m。橋の上に立つと、当時の懐かしい車窓が蘇ってきます。



 西側には、平行して国道374号線が走っていますが、歩道がない上に自動車の通行量も多く、歩行者や自転車が通行するのは危険です。今回開通した歩道は極めて安全であり、また本和気の市街地へ直接通じているため、便利性も高いと言えます。



 左の写真は、本和気側より金剛川橋梁を望んだところです。奥に見える築堤を登ると左へカーブし、鉄橋へと繋がります。
 軌道の跡がそのまま歩道として整備されており、列車が走ってくる姿を想像することができます。



 金剛川橋梁のすぐ本和気側では、2つの道路を跨いでいます。県道のガード(右の写真)では、旧線跡の煉瓦積ガードが残っています。



 金剛川橋梁から和気駅側に約500mの区間は、未開通です。JRを跨ぐ鉄橋の整備が遅れているためです。

 この場所から写真の左側に向かって、堤防の上へ降りる道が作られています。本和気市街からJR和気駅に行くには、ここを通るのがいちばん近いでしょう。



 JR山陽本線を跨ぐ鉄橋は、廃止された当時のまま、全く手が加えられていません。色落ちた塗装と錆が痛々しく感じますが、もうすぐ美しく生まれ変わることでしょう。



 築堤の上では、3つの鉄道部品を発見しました。保線用の曲線指標、信号ボックス、9.5キロポスト。できれば、これらの部品を残したまま、サイクリングロードを整備してほしいものです。


 金剛川橋梁から、本和気側に下りてきた所です。


 益原−天瀬間、サイクリングロード完成間近


 益原駅の北、約1Kmの地点から天瀬駅にかけては、長い間工事が続けられていたいましたが、ようやくアスファルト舗装が出来上がりました。まだライン引きや柵の取り付けが行われていませんが、完成間近と言ったところです。


 ここは天瀬駅の南、約500mの地点で、かつて踏切が存在した場所です。左の写真の奥が天瀬駅です。
 ご覧のように、見事に整備されました。




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