小坂鉄道について




このページでは、片上鉄道の兄弟路線である、

小坂製錬小坂鉄道をご紹介します。




 小坂鉄道とは? 


 小坂製錬小坂鉄道は、秋田県の大館市から、同県の小坂(こさか)町までを結ぶ、延長22,5Kmの鉱山鉄道です。

 小坂鉄道はかつて、片上鉄道と同じく同和鉱業によって経営されており、同和鉱業小坂鉄道と呼ばれていました。しかし平成元年10月、小坂製錬所が同和鉱業から分離されたことに伴い、小坂鉄道も新会社、小坂製錬株式会社へと引き継がれました。


 小坂鉱山で産出される鉱石(銅、鉛など)の輸送は全てトラックに移行されていますが、現在では製錬の際に回収される濃硫酸の輸送が続けられています。濃硫酸輸送はトラックでは安全性に問題があるため、その100%が鉄道によって輸送されています。


 旅客輸送は平成6年に、赤字部門の解消などの理由で廃止されてしまいましたが、当時はキハ2100形のワンマン運転により、1日7往復が設定されていました。
 キハ2100形は余剰となった2両が片上鉄道に転籍したほか、旅客輸送廃止後には弘南鉄道へ売却され、黒石線で活躍を続けました。

 しかし残念なことに、弘南鉄道黒石線(川部−黒石 6.2Km)も、平成10年3月限りで廃止されてしまいました。第二の人生を歩み始めたキハ2100形でしたが、僅か4年間の活躍となりました。


 貨物列車は1日2往復あり、DD130形機関車が黒いタンク車を牽引しています。さらに小坂から途中の茂内(しげない)までの区間では、小坂鉄道の名物とも言うべき、機関車の3重連を見ることができます。黒煙を吹き上げながら峠を登るその勇姿は圧巻です。

 片上鉄道から転籍してきたDD13−556は、予備機として現在も在籍しています。片上鉄道の唯一の生き残りとして、末永く活躍してほしいものです。


 PHOTO 



唯一の交換駅、茂内駅


茂内駅で交換する旅客列車



腕木式信号が今でも健在


単機で牽引する小坂行き貨物列車
雪沢温泉−東岱野にて


 きっぷ 




最初のページへ戻る