片上鉄道乗務員OB会

平成13年2月28日

 私たちは片鉄の元運転員で、OB会を結成している。現在の会員数は51名である。毎年1回、2月に懇親会を開くようになって、もう7年になる。今年も2月10日、岡山県和気町にある鵜飼谷温泉で開催された。参加者は22名であったが、中には約30年振りという人もあって、昔話しに花が咲いた。
 当日は心配した程の寒波も無く、灯がまたたき初める頃になると、つぎつぎ懐かしい顔が受付に見えた。すぐ場に入る者とロビーで話をする者と別れ、宴会時間まで有効に過ごしていた。
 このような会合を準備し運営するには、幹事の方の大変なご苦労がいる。私のような一会員は唯々感謝するのみである。定刻7時に開会し、昨年中に亡くなられた2方の霊に、1分間の黙祷を捧げてから、経過報告と次回予定地(英田町)を承認し乾杯に移った。各自の近況報告に笑いが絶えず、盃が次々と交わされ幾十年も過ぎ去ったとは、とても感じられず不思議な気持ちである。私は隣席のW先輩と肩をくっつけて、ビールを空けていた。先輩は曾孫が一人いると言って嬉しそうだった。現役時代には吉ヶ原泊りでよく一緒になり、駅前のホルモン屋で一杯やり夕食を食べたのだった。
 転職して行った者も、ほとんど後1〜2年で停年を迎えるが、みんな健康で楽しい老後を送ってほしいと思う。
 カラオケも一通り唄い終える頃には、予定の9時となった。今回は乾杯の後すぐに記念写真を撮ってあったので、ざわつきも無く各自の部屋へ行くべく宴会場を後にした。日帰りの人は来年の再会を約して帰って行った。
 OB会と言うものは、同窓会とも趣味の会とも違い、安らぎを覚える独得の雰囲気があって、とても良いものだ。

太田一夫



 「鉄道員の思い出」へ戻る

 最初のページへ戻る